calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>

categories

archives

memo

当ブログの予想と的中の定義は次のようにします。 シルシ 上位から◎○▲△××の6つ。シルシを打つ馬の頭数は、出走馬の半数を上回らないものとします。 的中 本命的中=◎の単勝を買ったと想定して的中を判定します。 馬連的中=◎○▲△の馬連4頭ボックスを買ったと想定して的中を判定します。 三連単的中=◎→○→▲△××の三連単軸二頭マルチを買ったと想定して的中を判定します。 想定回収率=それぞれの買い目を100円ずつ購入したと想定して、回収率を算定します。

ローゼンクロイツ〜萌馬名鑑/17

0
    〜薔薇一族の誇りを胸に〜

    薔薇。
    高貴で、華やかで、美しく、誇らしげに咲く薔薇。
    雑誌の花特集などを見ても、桜、チューリップと並ぶ人気を誇る花ですが、華やかさと可憐さを併せ持つ桜、野放図な明るさを持つチューリップと違い、複雑な花弁の奥に翳りを抱え、その枝に棘を隠す薔薇には、華やかさの陰に憂愁を抱えた、そんな大人びた雰囲気が感じられます。
    競走馬の世界にも「薔薇一族」と呼ばれる一族がいます。
    ローザネイを始祖とするこの一族は、直仔のロゼカラー、ロサード、ヴィータローザ、ロゼカラーの仔のローズバド、ローゼンクロイツ、ローズプレステージなど、薔薇にちなんだ名がつけられ、いくつもの重賞タイトルを獲得している、競走馬界きっての名門なのです。
    が。
    2・3歳戦線で早くから頭角をあらわし、クラシック戦線を常ににぎわせてきた彼らもG?タイトルとは無縁で、古馬になっても重賞で惜敗のケースが多く「薔薇一族」の名のとおり、華やかさよりも翳りの印象の方が強い、そんな一族でもあります。



    ペールギュント〜萌馬名鑑/16

    0
      〜ヒーローになりきれなかった男〜


      閃光のような切れ脚を武器にする追い込み馬がいます。
      そういう馬は、ひとつのレースで見せた切れ味が、いつまでも見たものの心を捉えて離さない、そんな魅力があるような気がします。
      先行馬が堅実に走ってレースをものにしてもそれはただの1勝でしかなく、いつしか忘れ去られていくのに、追い込み馬がその末脚を炸裂させたレースは、直線を駆け抜けたわずか十数秒のことが、ことあるごとに思い出される。
      恋にも似た魅力、魔法にも似た呪縛。
      それは追い込み馬だけが持つことの出来る、特別な力なのではないかという気がします。

      さて、今回取り上げる、ぎゅんぎゅんことペールギュントの存在を知ったのは、04年10月のデイリー杯2歳Sの時のこと。
      秋華賞と府中牝馬Sの前日売り馬券を買いにウインズ梅田に電車で向かった私は、車内でスポーツ新聞を見ているうちに、
      「ついでにデイリー杯を買っちゃおうかな〜、エイシンヴァイデン軸で…」
      てな色気が出てきて、駅を降りるなり、ダッシュでウインズへ向かったのでした。
      しかし、前日発売だけを買うつもりでのんびり構えていたのが仇となり、マークシートを塗っている間に、非情の〆切ベルが。
      私はそのまま、レースも見ずにウインズをあとにしたのでした。


      ヴィクトリー〜萌馬名鑑/15

      0
        〜坂路の暴れん坊〜

        2次元方面では、妹萌え、ちっちゃいコ萌え、黒髪萌え。
        お馬さんの方も、妹萌え、ちっちゃいお馬さん萌え、黒鹿毛萌えと、萌え要素がリンクしている私なんですが。
        2次元方面では、抑制の効いた優等生タイプに萌えるのに対して、馬の方はテンの脚がないくせに逃げないとレースにならないとか、新馬戦のパドックで寝ころんだとか、デビュー前から去勢されてたとか、ちょっと問題児っぽいプロフィールのある馬が好きなんですね。まぁ、優等生タイプは記事にもならないというのもありますが。
        で、そんな中でも極め付きの問題児が3歳牡馬戦線に登場しました。
        それが皐月賞馬・ヴィクトリーなのです。
        幼少時からやんちゃっぷりを発揮していたというヴィクトリー。3歳冬には放牧先で牧場の方を蹴って鼻骨を折るなど凶暴さは折り紙付きの馬でしたが、それでも新馬戦を楽に逃げ勝つと、いきなりの重賞挑戦となったラジオNIKKEI杯ではクビ差の2着。休養後の若葉Sも快勝して、3戦3連対で皐月賞への出走権を獲得。活躍馬・リンカーンの弟らしい素質の豊かさを証明したのでした。



        ウオッカ〜萌馬名鑑/14

        0
          〜末脚でターフを射抜く大和撫子〜

          いよいよ来週は桜花賞!
          ということで久々の萌馬名鑑は、マイ現役最萌ホース、うーちゃんことウオッカの紹介です!

          私がうーちゃんを初めて知ったのは、秋の天皇賞が開催される日の、競馬エイト紙上でのこと。
          当時「週刊萌馬」では、毎週1頭、応援馬券を買うという企画をやっており、その応援馬を探していたのですが、その作業中に、阪神6レースの新馬戦に「ウオッカ」という珍名馬が出るのを発見したのです。
          姉妹ブログ「びぜんやのみたものよんだもの」ではお酒のレビューも展開しているアルコール大好き人間の私としては、この馬名は見逃せません。
          さらに調教欄を見ると、G?でも好走歴のある古馬・ディアデラノビアと併せ馬をして併入しているんですから、これは好勝負を期待出来そう。文句なしで応援馬に指名です。

          そのデビュー戦は、ウインズ梅田で観戦することが出来ました。
          パドックではやや緩さの窺える馬体でしたが、張りと雰囲気は良好で、緒戦から力を発揮出来そうな感じ。
          そしてレースでは、かかり気味に先頭に立ち、直線ではさらに後続を突き放して3馬身半差をつけるワンサイドレース。
          「これはひょっとするとクラシックでも活躍出来るかも……?」
          という期待を持てるレース内容で、私はその後も彼女を追いかけることにしたのです。



          メイショウバトラー〜萌馬名鑑/13

          0
            〜闘気溌剌! ヴェテラン・ヴァルキリー〜

            今では競馬場に行くと、少なくともメインレースでは必ずパドックチェックをするようにしている私ですが、行き初めの頃は、「パドックなんか競馬を知り尽くしたオッサンたちの行くところで、シロートの自分が行っても分かるわけないよ」と決めつけ、パドックに足を伸ばすことはありませんでした。
            そんな私が初めてパドックに行ったのは04年阪神牝馬Sの時。
            目的はマイ最萌ホース・オースミハルカを間近で見ることと、もうひとつ。
            メイショウバトラーの状態をチェックすることにありました。
            小倉大賞典を制したものの、北九州記念3着の後は、小倉記念2着、府中牝馬S2着、中日新聞杯2着と、逃げては何かに差され惜しい2着が続いていたバトラーは、中日新聞杯からなんと連闘でこの阪神牝馬Sに乗り込んでいたのです。
            なんとしても年内に重賞2勝目を! という陣営の意欲は分かりますが、夏から使い詰めの牝馬の連闘というのは不安材料に思われ、とにかくその状態を直に確かめなくては馬券を買えないぞ、と思ってパドックに赴いたのです。
            そしてパドックで私が見たものは。


            コスモバルク〜萌馬名鑑/12

            0
              〜前人未到の領域へ翔ける、北の荒鷲〜

              コスモバルク。
              このスターホースの存在を私が知ったのは、2年前の3月、弥生賞のときのこと。
              風呂上りに、なにげなくつけっぱしにしていたテレビを見た私はそこで、コスモバルクと言うホッカイドウ競馬所属の馬が、トライアルレースを快勝して、皐月賞に駒を進めたというニュースに驚いたのでした。
              前年の暮れに、有馬記念の馬券を買っていたとはいえ、競馬を離れて10年以上経っていた私には、地方所属の馬が地方所属のままクラシックに出走できるようになっていたというのはこのとき初めて知った事実。
              地方の馬がトライアルを勝ち、皐月賞に殴りこむ。
              それは、水沢競馬のラジオ実況を聞いて競馬の世界に興味を持った、と言うルーツを持つ私の心を浮き立たせる出来事でした。
              皐月賞。コスモバルク。
              それは、私が11年ぶりに馬券の世界へ足を踏み入れる為の、キーワードとなったのです。



              スイープトウショウ〜萌馬名鑑/11

              0
                〜牝馬界に君臨するわがままお嬢様〜

                萌馬名鑑、11回目の紹介は、「萌え属性・逃げ馬」の私には珍しく、末脚自慢の追い込み馬、スイープトウショウ号です。

                彼女の血統を見ますと、母馬がタバサトウショウ、その母がサマンサトウショウ、その母がマーブルトウショウ、そのまた母がチャイナトウショウと、5代に渡って「トウショウ」の名を継ぐ、いわばトウショウ牧場のお嬢様の血筋だ、ということがわかります。
                まぁ、個人的にはこの血統を見ると「お母さんの、そのまたお母さんの、そのまたお母さんの頃から、ソースはやっぱりブルドックソース」というCMを思い出してしまったりもするんですが。
                閑話休題。
                そんなお嬢様に惚れてしまったのは、04年のローズSを阪神競馬場まで見に行った時のこと。
                このときはスタート付近の埒沿いで観戦していたんですが、私の目の前を轟然と駆け抜けて行った馬がいました。
                とにかく桁違いの迫力、加速力。躍動する筋肉のひとつひとつが目に焼きつき、芝を噛む蹄の音がどっしりと腹に響くような感触。腕を伸ばせば届きそうなほど近くを駆けて行ったように感じられた馬の名が、後の秋華賞馬、スイープトウショウでした。馬を見ていてこれほど迫力を感じたのは、彼女だけですね。



                マイネサマンサ〜萌馬名鑑/10

                0
                  〜遅咲きの熟女は野武士がお好き〜

                  週刊萌馬名鑑編、10頭目の紹介は今年1月の京都牝馬Sを逃げ切って以降、すっかり牝馬重賞戦線の逃げ馬として定着したベテラン、マイネサマンサです。
                  デビューから3連勝と早くから素質の片鱗を見せたサマンサが最初に全国区デビューを飾ったのは03年の秋華賞。果敢にハナを奪うと、このレースで牝馬三冠を達成したスティルインラブと0.2秒差の5着に粘り、三冠女王誕生に沸く中で、一定の存在感を示して見せたのです。
                  が。
                  その後は体質の弱さと、生来のかかり癖が足を引っ張り出世が遅れてしまいます。
                  再びサマンサが重賞戦線に顔を出したのは秋華賞から1年半が過ぎた昨年春、中京2000メートルの舞台で行われた牝馬限定重賞の愛知杯。
                  サマンサは準オープンを勝ったばかりの身ながら、その素質が評価されて3番人気に支持されますが、レースでは直線でずるずると後退。15着に惨敗します。


                  ハーツクライ〜萌馬名鑑/9

                  0
                    〜みにくいアヒルの子〜

                    いつもはG?クラスの中途半端な活躍馬ばかり紹介している「萌馬名鑑」ですが。
                    たまにはG?常連の活躍馬を紹介しましょう。
                    有馬記念、ドバイシーマクラシックと、アジアの東西のG?を連勝中、キングジョージで欧州制圧を目指すハーツクライです。
                    今やディープインパクトと並び、日本の両雄の一角として誰もが認めるハーツですが、デビュー前には、他人から笑われるような馬だったというのは、結構有名な話。
                    先天的に前脚を外に出して歩く、いわゆる「がに股」なので、デビュー戦のパドックで、そんなハーツの歩様を見た他厩舎の人からは、
                    「なんか歩き方が変〜」
                    「そんなんで走れるの?」
                    と指差して笑われるような馬だったというのですね。
                    そんな馬がついには海外のG?を制してしまうんですから、これはまさに童話の「みにくいあひるの子」を地で行ってますよね。



                    タガノデンジャラス〜萌馬名鑑/8

                    0
                      〜直線が見せ場の筋肉芸人〜

                      タガノデンジャラス。
                      この馬を初めて目にしたのは昨年の11月13日、京都競馬場でのことでした。
                      「エリザベス女王杯で今年一番の大勝負を!」と意気込んで淀に向かった私は、少しでもいい位置でパドックを周回する馬を見ようと、9Rが終わるとすぐにパドックに直行。その時そこでは、10Rで行われる1000万条件戦、ドンカスターカップの出走馬が周回中でした。
                      そして、そこにいた一頭の馬が、私の眼を引き付けたのでした。
                      秋の夕陽を弾き返す、艶やかな鹿毛の毛並み、その下にくっきりと浮かび上がる筋肉の塊、首をリズミカルに上下させ、いかにも闘志満々という風情で周回する動作。
                      その馬こそが、タガノデンジャラスだったのです。
                      普段なら「よしっ、ここはタガノから流すぞ!」と勇躍馬券売り場に駆け出すところなんですが、この日の狙いはあくまで女王杯。私は涙を呑んでパドックを去る彼を見送り、そのままパドックに居すわって女王杯の出走馬の出を待つことにし、タガノデンジャラス(以下デンちゃんと略)もまた、私の注目とは裏腹に、5着という結果でレースを終えたのでした。

                      続きを読む >>

                      << | 2/3PAGES | >>