全く見つからないので諦めていたところ、今朝びぜんやさんが某スーパーで買ってきてくれました!
こういうのはコンビニ売りが強いかと思ってたので、灯台下暗しでした。
私の◎はルカランフィーストです。
残りはこんな感じです。
○ ペッレグリーニ
▲ シックスペンス
△ ウォーターリヒト
× コスモブッドレア
]]>
◎8 ログラール
デビュー戦では道中口を割るシーンも見られ、中団から流れ込んで5着。
しかし続く阪神未勝利戦では出遅れて大外を回る展開になりながらも、一度は先頭に並びかけるシーンを見せて3着。そして前走・小倉未勝利戦では中団外目の追走から楽な手応えで大外を回って進出。直線入口で先頭に立つと、楽々と後続を突き放して見せました。一戦ごとに成長している競馬っぷりから、ここも前走以上のパフォーマンスが期待できますし、成長途上だけに北村友一騎手が継続騎乗するのも好材料。
ここまで9ハロンばかりを使われてきましたが、速い上がりを使えないだけに、小倉や中山のようなコーナー4つのコースで機動力を生かす方が合っているようです。
波乱続きの今年のトライアル戦線、最後の波乱をこの馬に期待して◎に抜擢します。
○2 ルカランフィースト
前走・若竹賞では道中後方を追走し、直線を向いた時には最後方の大外。これは万事休すかと思われましたがそこから不良馬場もものともせず破格の伸び脚を見せてライヴァルを捉え切り、1馬身1/4差をつけて快勝しました。
デビュー戦では東京芝1800mを好位から33.6秒の最速上がりを使って押し切っており、力の要る馬場でも、切れ味が生きる馬場でも、先行しても後方からの競馬になっても対応できる自在性の高さが大きなセールスポイント。相手は強くなりますが引き続き中山芝1800mで走る今回も、鮮烈な勝ちっぷりを見せてくれるでしょう。
▲6 ペッレグリーニ
スプリングSは前走で東京芝1800mを走っていた馬が3連勝中。となると今年はセントポーリア賞を勝って臨むこの馬に要注目です。
セントポーリア賞だけでなく、デビューから4戦すべて1800mを使われてきた純粋培養児。馬体が未完成だったデビュー2戦は続けて2着に惜敗しましたが、その後は2連勝。成長力と勢いは魅力です。
ここまで4戦はすべて左回りで、右回りもコーナー4つの競馬も未知数。しかし後方から速い上がりを使ってライヴァルを呑み込むというタイプではなく、好位からの粘り込みを身上とするタイプだけに小回りの中山もフィットしそうです。
△1 ジュンゴールド
小倉芝1800mのデビュー戦では新馬戦らしくゆったりした流れで先行馬が残る中、お構いなしに中団から差し切って後続に3馬身半差をつける圧勝劇。
続く紫菊賞では5頭立ての少頭数のレースで先頭を切ってペースを握り直線では後続を突き放す一方。ライヴァルに何もさせず、ここでも3馬身半差をつけて圧勝して見せました。
当然前走・京成杯では1番人気に支持されましたが、休み明けのせいか折り合いを欠いて自滅し、まさかの12着大敗。今回はそのリターンマッチとばかりに、再び中山に乗り込んできました。
今回も精神面が課題となりますが、落ち着いて臨むことが出来れば当然ここでも好勝負が期待できる器です。
×は荒れ馬場も気にしない末脚自慢・3 ウォーターリヒトを指名します。
買い目は◎の単勝とシルシの各馬への馬連流し、ヒモには2戦無敗のシックスペンスを加えた5点。
金曜日、土曜日と父の四十九日法要のため水沢の実家に帰省していました。
法要が日曜日だったら、そのあとで新幹線に乗る前にちょっと水沢競馬場に立ち寄って……ということが出来たかもしれないんですけどねぇ。
◎7 アメージングラン/高知・建依別賞の勝ち馬。使われてきた強み生かして。
○11 フジラプンツェル/今年の短距離界を担う素質馬が注目の始動戦。
▲6 ゼットセントラル/勝ち切れないが堅実。末脚生きる流れなら。
△9 トンデコパ/南関からやってきたスプリンター。距離こなせば。
■ おまけ ■ 阪神大賞典予想
◎2 ブローザホーン/コーナー6つのコースは【3,0,0,1】。ここも勝って盾獲り宣言。
○6 テーオーロイヤル/当代きってのマラソンランナー。57キロなら当然勝ち負け。
▲13 シルヴァーソニック/芦毛のステイヤーが帰還。名手とのコンビでいきなりから。
△10 サヴォーナ/菊花賞5着の長距離砲。阪神とは好相性。
×12 ディープボンド/このレース3度目のVを狙う長距離界の古豪。
午後の早い時間は買っているレースが無かったので、これからに期待です。
私の◎はシカゴスティングです。
残りはこんな感じです。
○ コラソンビート
▲ ロゼフレア
△ レディマリオン
× バウンシーステップ
× ジューンブレア
]]>元日の大震災を乗り越えてのスタートだけに、こちらも応援したいですね。
先々週小倉に行ったことで中央競馬で未踏の競馬場は函館を残すのみとなりましたが、地方競馬はまだまだ未訪の地が多く、金沢もそのひとつなんですよねぇ。
今年こそは金沢競馬場を訪れ、一発当てて北陸のおいしい海の幸を味わえたら……などと考えています。
◎7 セシリエプラージュ
フィリーズレビューは後方待機馬の差し・追い込みが決まりやすいレース。
ということで、過去3戦すべてで33秒台の上がりをマークしている、この末脚自慢に注目です。
昨年暮れ、阪神マイルでの未勝利戦では枠なりに外々を回らされる厳しい展開になりながらも直線では鋭く伸び、33.8秒の上がりを使って初勝利。着差はクビ差でしたが着差以上の完勝と言える内容でした。
7ハロンに距離を短縮した前走では距離に戸惑ったか4着に敗れましたが、最速33.9秒の上がりを使って0.1秒差。脚はしっかり使って見せましたし、引き続き同距離となる今回は慣れも見込めます。
先週の弥生賞ディープインパクト記念で高配を演出したM.デムーロ騎手の手綱も頼もしく、ひと波乱起こしてくれそうなダークホースです。
○15 オメガウインク
3走前の赤松賞では、道中後方待機から直線では外を伸びて3着。枠なりに外を回らされながら、のちの阪神JF2着馬・ステレンボッシュから0.2秒差に迫ったのですから強い内容での3着だったと言っていいでしょう。
1ハロン距離を短縮した前走・春菜賞では初めての1400m戦に戸惑うこともなく、2番手から楽々押し切って快勝。距離短縮に対応するセンスを示し、競馬ぶりが上達していることを示しました。
今回も引き続き7ハロン戦になり、好走を期待してよさそう。初めての関西への輸送が鍵となりますが、末脚を生かせる阪神はいかにもこの馬にマッチしそうです。
▲1 コラソンビート
未勝利戦、ダリア賞と連勝して臨んだ前々走・京王杯2歳Sでは中団から力強く脚を伸ばし、牡馬を蹴散らしてのレコードV。続く前走・阪神JFでは3着に敗れて連勝がストップしましたが、大外を勝ち馬に食らいつく形で伸び、4着以下に3馬身差をつけていたのですから強い内容でした。
阪神JFではのこり1ハロンのところで勝ち馬に並びかけながらそこから突き放されましたから、2戦2勝の1400mへの距離短縮は明らかにプラスですし、早めに栗東に移動して準備は万端。京王杯2歳Sも休み明けで勝っていますから、前走から3か月のブランクも気になりません。
△6 シカゴスティング
昨夏新潟の未勝利戦では今回人気の一角を占めているバウンシーステップの追撃をクビ差退けて初勝利。続くフェニックス賞を勝って臨んだ前々走・ファンタジーSでは12番人気の低い評価を覆して中団から脚を伸ばし、3着に入って大波乱の一翼を担いました。
前走・阪神JFでは5着に敗れましたが、これは逃げという不慣れな競馬になってしまったのが原因。距離を短縮し、控える競馬になるであろう今回は逆襲が期待できます。
×は前走の勝ちっぷりが良かった3 バウンシーステップと、前崩れの流れになれば出番・2 ロゼフレアを指名します。
買い目は◎の単複と、シルシの各馬への馬連流し5点。
2024年の岩手競馬がスタートします。
昨年は早めに冬休みに入った分、例年より早く春競馬が始まります。
今年のトピックとしてはなんといっても、不来方賞のJpn?昇格。7月にマーキュリーC、8月にクラスターC、9月に不来方賞、10月に南部杯と、4か月連続で岩手を舞台とした交流重賞を楽しめるようになります。
また、小さな変化ですが、ここ最近は日月火の3日間開催が基本として定着していたものが、12月を中心に月火水の3日間開催も組み込まれることになりました。当「週刊萌馬」としては予想をどのタイミングで公開するか、ちょっと悩みどころです。
それでは今年も、「週刊萌馬」岩手競馬予想をよろしくお願いします。
◎5 セイバイラック/寒菊賞、金杯で2着。経験値は上位で今度こそ白星。
○10 レッドオパール/転入後2連勝で寒菊賞制覇。ここもノンストップ。
▲2 バルクアップ/好枠引いた。積極策で前を追う。
△11 リノグロワール/実力はここでも通用。リフレッシュして再出発。
■ おまけ ■ 金鯱賞予想
◎7 ヤマニンサルバム/充実期に入った中京巧者。開幕週の馬場を味方に。
○3 ドゥレッツァ/距離短縮は問題なし。戦法の幅広く、底力は上位。課題は斤量だけ。
▲6 ヨーホーレイク/2000mG?で最速上がり2回。長休明けでも警戒必要。
△4 プログノーシス/昨年の覇者。目標は先だが地力を示せるか。
×9 ノッキングポイント/前走は距離が敗因。前々走で古馬を撃破済み。
×11 エアサージュ/強敵との対戦多数。昇級戦でも即通用。
おとなしくしておけば良かったです。
私の◎はトロヴァトーレです。
残りはこんな感じです。
○ シュバルツクーゲル
▲ シンエンペラー
△ ファビュラススター
× ダノンエアズロック
]]>
ウオッカ、アプリコットフィズ、アットザシーサイド、ナミュール……私が推していた馬ときたら、ことごとく桜花賞で敗退していたのでした。
◎9 ダノンエアズロック
デビュー戦ではのちのホープフルS3着馬・サンライズジパングを4着に退け、前走・アイビーSではのちのホープフルSウイナー・レガレイラを相手に勝ち星を挙げていた世代きっての素質馬が、いよいよ重賞デビューを果たします。
これが4か月半ぶりの実戦というのは不安材料ではありますが、それだけにクラシック出走に向けてここは確勝を期して臨むレース。メイチの仕上げで来ているはずです。
先行してかつ終いがしっかりしたタイプですから初めての中山でも不安は少ないですし、少頭数で流れが緩くなりそうなのは好材料。
クラシックに向けてどんな走りを見せるのか、注目の始動戦です。
○5 シンエンペラー
京都2歳Sを勝って臨んだ前走・ホープフルSでは内をロスなく立ち回り、早めに先頭に立つ見せ場たっぷりの競馬。最後は後方からすっ飛んできたレガレイラに差されて牝馬に名を成さしめる結果となってしまいましたが、レガレイラが来るともうひと伸びする根性を見せて3着馬に2馬身差をつけて見せましたから、強い内容の2着でした。
京都2歳Sでも小回りをそつなくこなし、長くいい脚を使って勝っていますから小回りコースへの適性は相当高そう。機動力とセンス、そして完成度でライヴァルを上回っています。
▲3 シュバルツクーゲル
前走・東スポ杯2歳Sでは1戦1勝馬ということで8番人気の低評価でしたが、2番手でスムースに流れに乗ると、直線ではシュトラウスと併せるようにして進出。最後は勝ち馬に突き放されましたが殺到する後続を凌ぎ切り、2着を確保して見せました。
この先行力と粘り強さは開幕2週めの中山で生きてきそう。事実、デビュー戦はこの中山芝2000mで好位から押し切って快勝しています。
今回はそのレースセンスを存分に生かせる内めの枠をゲット。注目馬は良血の人気馬に集まりそうですが、視線の間隙を縫ってこの黒い弾丸が進出を図ります。
△6 トロヴァトーレ
デビュー戦、そして2走目となる前走・葉牡丹賞と続けて中山芝2000mを使われ、皐月賞に向けての純粋培養を施されてきた素質馬。
初戦では外を回りながら33.8秒、前走では馬群を割って33.9秒と破格の末脚を発揮して後続を突き放しており、コース適性は抜群のものを示しています。
今回は初めての重賞挑戦となりますが、重賞勝ち馬が1頭だけという手薄な相手関係ならこの馬にも台頭の余地は十分。
トップジョッキーの手綱も頼もしく、この舞台で他馬にトップを譲る気はありません。
×は前走は外を回りながら好時計で2着、発馬五分で先行できれば面白い 7 コスモキュランダを指名します。
買い目は◎の単勝と、シルシの各馬への馬連流し4点。
「競馬場に行ったら『UMACA』使わなきゃ!」と使う分だけ入金し馬券を買ったところ、出てきたのはレシートのように長い馬券。
久しぶりだったので、そういう馬券なのを忘れてました。
記念に持ち帰れる馬券が欲しかったので、一回目の投票から漏れた分を現金で買いました。
ちなみに、昨日の的中率は最低で、記念馬券は大量に手元に残りました。
私の◎はジオグリフです。
残りはこんな感じです。
○ ヒシイグアス
▲ ソールオリエンス
△ ソーヴァリアント
× エルトンバローズ
× イルーシヴパンサー
]]>
これで、中央で行ったことがない競馬場は函館を残すのみ。
名古屋からなら飛行機でひとっ飛びではあるんですが……。
そのためには高配を当てて飛行機代を作らないといけません。
◎2 ソーヴァリアント
昨年は札幌記念、富士SでG?上位の実績馬を相手に3着して見せた力量の持ち主。G?初挑戦となった前走・マイルCSではさすがに家賃が高かったか12着に敗れましたが、今年は飛躍を期してここから始動します。
昨年のこのレースでは1番人気を大きく裏切る9着に敗れましたが、これは初めての1800mのペースに戸惑ったもの。マイル重賞で上位争いを経験した今なら、昨年のように崩れることはありません。
中山では【1,2,0,3】と微妙な成績ですが、チャレンジCを連覇し、札幌で連勝した実績から測れば、右の小回りは間違いなく合うはず。
ここを勝って、得意の阪神芝2000mの舞台に乗り込みます。
○3 ソールオリエンス
昨年は1戦1勝で臨んだ京成杯で荒々しい走りながら後続を2馬身半次る圧勝劇を見せ、続く皐月賞では豪快な直線一気。この中山を舞台に、クラシックホースの座に駆け上がりました。
その後は勝ち星を重ねることが出来ていませんが、日本ダービーとセントライト記念の2着は僅差でしたし、菊花賞3着、有馬記念8着は距離の壁があったかも。中山の内回りに戻ることで復活が期待されます。
上がりの脚に限界があるタイプなので、開幕週の馬場で切れ味勝負になった時がどうかですが、馬群をまとめて呑み込める強烈な決定力は魅力。直線勝負に徹し、豪快にライヴァルを蹴散らす姿が見たいものです。
▲1 レッドモンレーヴ
2歳時にはここ中山芝1800mで初勝利を挙げましたが、その後はマイル路線に転向。マイルを5戦連続で使われたあと、さらなる距離短縮となった京王杯スプリングCで2着から12着までがすべてクビ差という激戦を制し、重賞初勝利を挙げました。
さらに秋には富士Sでナミュールの2着に入り、前走・マイルCSでは9着とはいえ勝ったナミュールからは0.5秒差。G?でも勝ち負けを争えるところまで来ています。
実力には疑う余地がなく、中山も3戦2勝と好相性。
久々の中距離戦がどうかですが、コンスタントに33秒の上がりを叩き出す決定力を開幕週の馬場を味方に発揮できれば、ここでも勝ち負けになるはずです。
△9 エルトンバローズ
2戦めで当たったのがのちの重賞2勝馬・サトノグランツだったり、4戦めで立ちはだかったのがのちに京都牝馬Sを勝つソーダズリングだったりと巡り合わせが悪く、初勝利を挙げたのは皐月賞と同日の阪神。しかしそこから4連勝、ラジオNIKKEI賞ではのちにセントライト記念を勝つレーベンスティールを退け、毎日杯ではソングライン以下古馬のG?級を相手に金星を挙げました。
さらに前走・マイルCSでも0.2秒差の4着に好走。今年はG?獲りが現実目標と言える期待のホープです。
中山は初めてですが、4連勝を阪神、京都、福島、東京と違うコースで挙げており心配は無用。前走はマイルG?の流れの中で中団からの競馬となりましたが、距離が延びる今回は本来の先行策がとれそうです。
×はこのレース3度目の優勝を狙う古豪・5 ヒシイグアスと、開幕週の馬場+57キロ+距離延長でで先行力が生きる7 ドーブネを指名します。
馬券は◎の単複と、◎からシルシの各馬に流す馬連5点。
■ おまけ ■ 阪急杯予想
◎13 ワールドウインズ/休み明けの前走でいきなり見せ場。距離短縮はプラス。
○15 ダノンティンパニー/前走は不利が大きかった。スムースならここでも。
▲1 ウインマーベル/阪神Cの勝ち馬。同じ舞台でもう一丁。
△16 アサカラキング/開幕週の馬場を味方に逃走。4連勝だ。
×8 カルロヴェローチェ/前走は休み明けで度外視。素質馬の復活に期待。
×18 メイショウホシアイ/僅差の走り続く。渋った馬場を味方に。
とりあえず、元気にしております。
今更な感じではありますが、今年もよろしくお願いします。
私の◎はドゥラエレーデです。
残りはこんな感じです。
○ ウィルソンテソーロ
▲ スピーディキック
△ カラテ
× オメガギネス
× ガイアフォース
]]>一方、冬のダートの祭典・フェブラリーSはレモンポップ、ウシュバテソーロの両雄が不在でも次代の担い手が集結。
ダートで実績を重ねてきた中央の牡馬が勝つのが伝統だったレースに、ターフからの転身馬が、地方馬が、牝馬が風穴を開けるのか、注目です。
◎はイグナイター。
]]>
いよいよ来週は今年最初の中央G?、フェブラリーSが行われます。
レモンポップもウシュバテソーロも、デルマソトガケもサウジCに向かっていて不在。両横綱に三役がひとり不在という感じですが、それでも次代を担うスター候補が揃い、現在のダート界の層の厚さを表すような楽しみなレースとなりました。
それでは有力馬を見て行きましょう。
いわば大関格となるのがチャンピオンズCと東京大賞典で2着のウィルソンテソーロ。原騎手が騎乗できないのは残念ですが、横綱不在のここはしっかりG?タイトルを手にしたいところです。
JBCクラシックを4馬身差で圧勝したのがキングズソード。今回は初の東京、初のマイル戦の克服が課題となりますが、地力では上位であることは疑いありません。
兵庫から参戦するのはJBCスプリントを勝ったイグナイター。他にも南部杯2着、交流重賞3勝と実績は申し分なく、メイセイオペラ以来の地方馬による中央G?制覇の期待がかかります。
一昨年のホープフルS勝ち馬・ドゥラエレーデはチャンピオンズC3着、東京大賞典3着とダートでも上位争いする二刀流。芝・ダート両G?勝利の偉業達成なるか注目です。
東京盃、プロキオンSを勝ったドンフランキーは馬体重600キロに迫る巨漢で、距離延長を克服すれば。
去年の2着馬・レッドルゼルも王者不在のここでタイトルを狙う1頭。昨秋はJBCスプリントではなく武蔵野Sを使ってここに照準を合わせています。
タガノビューティーはマイル戦でしばしば上位争いに突っ込んでくる末脚自慢。
サンライズホークはサマーチャンピオン、兵庫ゴールドトロフィーと交流重賞を連勝中で、その勢いに注目です。
芝路線から転戦の馬が目立つのも今年の特徴。
NHKマイルCを勝ったシャンパンカラーを筆頭に、セントライト記念勝ちのガイアフォース、左回りで重賞3勝のカラテ、府中巧者のジャスティンカフェが登録しています。
2010年にも同じように芝路線から大挙参戦してきたことがありましたが、その時のリザルトは上から順にローレルゲレイロ7着、リーチザクラウン10着、レッドスパーダ12着、ザレマ14着、スーパーホーネット15着と残念ながら振るいませんでした。今年はダートで新境地を開く馬が出てくるでしょうか。
さらに地方からは南関東の無敗三冠馬、大井・ミックファイアと、去年は6着に健闘した浦和のスピーディキックも挑戦。
ユニコーンSを完勝したペリエールと、南部杯3着のサウスポー・レディバグに高配の期待がかかります。
岩手は例年になく雪のない冬になっているそうで、「これなら岩手競馬、出来たんじゃね?」という感じだそう。
雪が積もったのは父の葬儀で、私が帰省した時だけだったようで。
“私が帰省すると大雪になる”というジンクスにまた箔がついてしまったようです。
◎6 ラヴェル
一昨年のアルテミスSではリバティアイランドに土をつけた実績の持ち主。オークスでも4着に敗れはしましたが、リバティアイランドを相手に勝ちに行く競馬をし、見せ場をたっぷり作る競馬。絶対女王を相手に怯まず立ち向かった戦績は称賛に値します。
関西圏に良績がないのは気になりますが、先行してタフな末脚を生かすタイプだけに、京都のコース形態は合いそう。小倉芝1800mで初陣を飾り、オークスで見せ場を作った戦績からも、コーナー4つのコーナー形態は向いているはずです。
牝馬三冠レースではリバティアイランドへの敵愾心をあらわにし、強引なレースを見せることもありましたが、ここはライヴァル不在で自分のパフォーマンスを出し切ることに徹することが出来るはず。
三冠牝馬路線の名脇役が、今年ここから主役の座を狙います。
○9 ルージュエヴァイユ
3歳だった一昨年はフローラSで直線進路が塞がる不利がありながら5着、オークスでも勝ち馬に次ぐ上がりを発揮して6着に健闘していました。
さらに4歳の昨年はエプソムC、府中牝馬S、エリザベス女王杯と、レースのグレードを上げながらすべて2着に好走。女王杯では2キロ軽い斤量を背負った勝ち馬に内から食い下がり、オークス2着のハーパーには先着して見せました。
5歳になった今年、当然狙うのは重賞タイトル。女王杯と同じ舞台で争われるここはその絶好のチャンスと言えます。
東京での好走例が目立つように、末脚の生きる直線の長いコースは合いますし、捌きが器用とは言えないだけに、少頭数なのも好都合。
銀メダル続きだった昨年から成長を見せ、今年は金メダルを掴み取ります。
▲5 ベラジオオペラ
昨年のダービーでは4着ながら見せ場を作り、タスティエーラと0.0秒差の激戦を演じていた馬。
前走・中日新聞杯では中団馬群で脚を溜め、直線を向くと馬場の真ん中を手応えよく伸び先頭へ。最後は内をロスなく立ち回ったボッケリーニと馬体を離しての追い比べとなりましたが、際どく凌いで重賞2勝目をマークしました。
スプリングS勝ちの実績でもわかる通り、G?でも通用する資質の持ち主。前走では春から20キロも馬体を増やしており、スケールアップも明らかです。
△3 プラダリア
前々走・京都大賞典では好位追走から抜け出す正攻法の競馬でボッケリーニ以下を抑えて勝利。青葉賞以来1年半ぶりの重賞勝利を挙げました。
日本ダービーでは中団からの競馬で5着、宝塚記念では差しに回ってイクイノックスから0.4秒差の6着とG?でも上位争いを演じており、しかも展開に左右されないのが強みです。
重馬場で2勝を挙げているパワータイプですから、力の要る馬場も問題なし。
前走・有馬記念では思わぬ大敗を喫しましたが、好相性の池添騎手に戻る今回は反撃必至です。
×は京都で連勝中の成長株・2 ブレイヴロッカーと、大外からハナを奪えれば上位を狙える12 アフリカンゴールドを指名します。
買い目は◎の単複と、シルシの各馬への馬連流し。ヒモにはマテンロウレオを加えた6点で。
さて来週は京都記念を予想します。
土日は外出する予定のため、予想は金曜夜に公開する予定です。
年によってはドバイや大阪杯を狙う一線級の馬がステップレースに選んでくるレースですが、今年はやや小粒な印象。言い換えれば今年の飛躍を目指す馬が集結したレースと言えるでしょう。
実績最上位は同コースで行われたエリザベス女王杯で2着に入ったルージュエヴァイユ。府中牝馬S、エプソムCと3戦連続で2着に入っており力は確か。ここは勝ち切ってタイトルを手にし、春のG?戦線に乗り込みたいところです。
ベラジオオペラはスプリングSとチャレンジCを勝ち、ダービーでも4着に好走。ここも通過点として今年こそはG?馬の称号を手に入れたいところです。
プラダリアは京都大賞典を勝ち、昨年の京都記念では3着。2200m〜2400mの距離では安定しており、ここも上位争いが見込めます。
一昨年の勝ち馬・アフリカンゴールドはマイペースで逃げればしぶとい馬。少頭数のレースをノーマークで先導できるようなら2年前の再現もあり得ます。
ブレイヴロッカーは鳴滝特別、オリオンSと連勝し、勢いを得ての重賞初挑戦。
マテンロウレオはここ2戦、着順ほど負けていません。昨年の2着馬の逆襲も十分ありそうです。
オークス4着のラヴェルにも期待したいところですが、関西圏で結果が出ていないのは気になる点。しかしここで苦手を克服できれば秋の女王杯が目標に入ってきます。
穴は初距離で新味が出るかも、シュヴァリエローズを指名します。
◎9 ウンブライル
前走・NHKマイルCでは後方待機から直線では大外に持ち出して驀進。大外をブン回すロスがあった分、シャンパンカラーにはアタマ差届きませんでしたが、インパクト十分の走りで2着に突っ込んで見せました。
今回はそれ以来の長期休養明けということで仕上がりが気になるところではありますが、使うごとに馬体を減らしてしまうタイプだけにフレッシュな状態で出走できるのはいいはずです。
阪神JFこそ15着に敗れましたが、あとは確実に末脚を繰り出し、しっかり上位に食い込んでくる堅実さも持ち味。
ここを勝ってヴィクトリアマイルの有力候補へと名乗りを上げます。
○1 サクラトゥジュール
3走前のメイSでは内をうまく立ち回ってメンバー最速33.7秒の上がりを使って直線台頭。最後は逃げ粘るマテンロウスカイとのマッチレースを制し、3着以下には3馬身差をつけて見せました。
続く関屋記念では最後方待機から最速タイの上がりをマークして追い込み0.5秒差6着。直線の長いコースで見せる末脚の鋭さには目を瞠るものがあります。
前走・中山金杯12着は休み明けで折り合いを欠いた上に、久しぶりの中距離戦だったことで度外視可能。ひと叩きされて適条件になる今回は前進が期待できます。
▲6 マスクトディーヴァ
昨年のローズSでは中団追走からグイッと抜け出し、レコードのおまけまでつけて快勝。のちにエリザベス女王杯を勝つブレイディヴェーグが32.9秒の上がりで猛追するのを余裕綽々、1馬身半差で退けたのでしたから強い競馬でした。
続く秋華賞では先に抜け出したリバティアイランドを後方からただ1頭追い詰めて2着。オークスの上位3頭の中に割って入っています。
この2戦の内容を見れば、この馬がG?級の実力を秘めているのは明らか。ここはそこに向けての通過点となりそうな雰囲気が漂います。
左回りはデビュー戦で克服していますし、時計の出る馬場も時計のかかる馬場も不問。初めてのマイル戦、そして府中への輸送を克服すれば、初めての古馬重賞も楽々突破するでしょう。
△7 ジャスティンカフェ
昨年のマイルCSでは中団から鋭く伸びて3着。今年は当然、G?タイトルを狙う1年になります。
鋭い末脚を存分に発揮できる府中を得意としており、昨年のエプソムCを勝っているほか、一昨年の毎日王冠ではサリオスの2着に健闘。昨年のこのレースでは4着に敗れていますが、勝ったウインカーネリアンからは0.1秒の僅差でした。
まだまだ目標は先、ということでシルシは落としましたが、ここでライヴァルを捩じ伏せるような地力を見せ、G?候補としての存在感を示してほしいところです。
×はメンバー中唯一の前走勝ち馬、逃げ差し自在の堅実派・11 マテンロウスカイと、昨年のダービーで見せ場、距離短縮がプラスに出そうな8 ホウオウビスケッツを指名します。
買い目は◎からシルシの各馬への馬連流し5点。
来週は東京新聞杯を予想しようと思います。
昨年G?で活躍した明け4歳馬が大挙始動。今週の重賞はシルクロードS、根岸Sともに4歳馬が勝って世代交代を印象づけましたが、この流れが続くのか注目です。
中心はローズSを勝ち、秋華賞でもリバティアイランドの2着に迫ったマスクトディーヴァ。マイル戦はこれが初めてとなるので、ヴィクトリアマイルに向けて試金石の一戦、と言えそうです。
コナコーストは桜花賞、チューリップ賞で2着とマイル適性の高さを示しています。ターコイズSは10着とはいえ差は僅か。力通りならここは上位争い必至です。
NHKマイルCで2着のウンブライル、1番人気のカルロヴェローチェはともに昨秋を全休し、ここが始動戦。目標はまだ先ですが、ここで成長の証を見せてほしいところです。
ラヴェルはアルテミスSでリバティアイランドを破り、オークスでも見せ場を作った東京巧者。昨秋の関西2戦は案外な結果に終わりましたが、ホームに戻っての奮起が期待されます。
迎え撃つ古馬勢の筆頭はマイルCS3着のジャスティンカフェ。エプソムC勝ち、毎日王冠2着など、切れ味を生かせる府中は得意。安田記念制覇の目標に向け、ここは古馬の決定力を見せつけたいところです。
ディフェンディングチャンピオンのウインカーネリアンは米国からの帰国初戦で連覇に挑みます。先行してのしぶとさは折り紙付き。コントレイル世代の7歳馬が若駒の前に立ち塞がります。
サウスポー・アヴェラーレは京都金杯で4着に健闘。左回りに戻る今回は本領発揮が期待できそう。
リゲルSを快勝したマテンロウスカイ、阪神牝馬Sの勝ち馬・サウンドビバーチェも上位を窺います。
穴としては4歳勢からディープインパクトのラストクロップ・ライトクオンタム、古馬からは府中のワンターンに実績豊富なサクラトゥジュールを挙げたいと思います。
◎17 オタルエバー
新潟2歳Sではセリフォスの3着に入り、スタニングローズには先着していた素質馬。その後ファルコンSでも後方からよく追い込んで3着に入っています。
NHKマイルCで16着に敗れたあとはあっさりとマイル路線に見切りをつけてスプリント戦線に転向。6ハロン初戦となった函館日刊スポーツ杯で早くも勝ち星を挙げスプリント性能の高さを示すと、その後準オープンで若干の停滞はあったものの、昨秋には北陸S、ラピスラズリSを連勝。自信を深めて重賞に帰ってきました。
かつては重賞で勝ち切れない物足りなさがありましたが、馬体重が490キロ台まで増えて力強さがアップ。前々走ではハナ差で勝利をもぎ取る力強さも見せています。
洋芝の函館で1勝を挙げ、稍重〜重馬場のタフなコンディションで【1,1,1,0】というパワー型ですから、今の京都の馬場もフィットしそうです。
○7 ジューンオレンジ
昨年のフィリーズレビューでは11番人気の低評価を覆し、後方から最速上がりを叩き出して3着。権利を得て臨んだ桜花賞ではさすがに家賃が高く16着に大敗しましたが、そこから4戦3勝の快進撃を見せ、重賞戦線に帰ってきました。
なんといっても魅力は33秒台をコンスタントに叩き出すことが出来る堅実な末脚。前走・白秋Sでは好位追走から一瞬の切れ味で抜け出すと、あっさりと後続を突き放してセーフティリードを築いてみせました。
今回は久しぶりの1200m戦となりますがこの距離でも過去に2勝を挙げていますから距離短縮に不安なし。その2勝は重馬場の小倉と洋芝の函館でしたから、パワーを要求される今の京都の馬場にも不安はありません。
▲4 ルガル
昨年の橘Sでは重馬場を味方につけ、好位追走から最速上がりを繰り出す盤石の取り口で5馬身差の圧勝劇を演じていた馬。続く葵Sではロケットスタートを決めたモズメイメイを捉えることはできなかったものの2着に入り、良馬場のスピード勝負にも対応して見せました。
その後は古馬との戦いでも京阪杯で2着に入るなど好勝負を演じ続けており、重賞制覇は時間の問題。スプリント界の将来を背負う1頭として期待されています。
京都芝1200mでは【0,2,0,0】と勝ち切れないながらも安定して上位争いを繰り広げており、今回も好勝負は必至。ハンデは見込まれた感もありますが、ここを克服すれば一気にG?まで展望が開けてきます。
△15 バースクライ
昨年のチューリップ賞では4番人気に支持されましたが、痛恨の出遅れを喫し、33.7秒の上がりを使って挽回を試みるも13着に敗れ、クラシック出走はなりませんでした。
その後は自己条件でも勝ちあがれず、それではと1200m戦に使ってみるとこれが大正解。小倉1勝クラス、北摂特別、南総Sとコースを問わずに破竹の3連勝を演じ、再び重賞舞台に乗り込んできました。
着差はいずれも僅かですが、クラスを上げるにつれ時計も詰めており、まだまだ底を見せていません。
目下の勢いは一番ですし、距離適性は抜群。引き続き54キロの負担重視量で走れるのも買い材料です。
×はG?でも上位争いを演じここでは格上的存在の13 アグリと、単騎逃げ濃厚な14 テイエムスパーダを指名します。
買い目は◎からシルシの各馬への馬連流し5点。
■ おまけ ■ 根岸S予想
◎12 タガノビューティー/昨年はレモンポップと僅差の4着。実績上位だ。
○7 エンペラーワケア/ダートでは底見せず。ここを通過点にG?へ。
▲2 ヘリオス/人馬ともに意気軒高なヴェテラン。南部杯2着の実力者。
△11 パライバトルマリン/4走前は強敵相手に勝利。牡馬相手でも臆することなし。
×10 サンライズフレイム/前走の末脚圧巻。発馬五分ならここでも。
×3 フルム/左回りの千四はベストの条件。ゴール前で台頭図る。
2023年の牝馬クラシック戦線を圧倒的な力で席捲し、牝馬三冠、G?4連勝を達成したリバティアイランド。そんな彼女をもってしても史上2頭目となる「無敗の三冠牝馬」の称号を手に入れることはできませんでした。
なぜならデビュー2戦目のアルテミスSで黒星を喫しているから。
そのアルテミスSでのちの最強牝馬に土をつけて見せたのが今回取り上げるラヴェルです。
半姉がマイルチャンピオンシップを勝ったナミュールで、叔母にはBCディスタフで歴史的勝利を挙げたマルシュロレーヌ、叔父にマーキュリーCなどを勝ったバーデンヴァイラー、さらにさかのぼれば曾祖母は桜花賞をぶっちぎりで勝ったキョウエイマーチという名門のお嬢様。
そのお嬢様は小倉でのデビュー戦を勝利で飾ると、そこから2か月半の休みを挿んで阪神JFをにらむ出世レース、アルテミスSに駒を進めますが、そこで痛恨の出遅れを喫します。
しかしそこで諦めないのが、名門のお嬢様のしたたかさ。直線で外に持ち出されると、馬群から外に持ち出そうとしたリバティアイランドの進路を塞ぐようにして駆け上がり、そのままライヴァルの追撃を許さずゴール。単勝1.4倍の圧倒的一番人気に支持されたスター候補生を相手に、ちょっとこすい手で土をつける見事な悪役っぷりを発揮したのでした。
しかしそのあと無様に負け続けるのが悪役の役回りで、阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞ともに11着と見せ場のひとつもない大惨敗。スター街道を驀進するリバティアイランドの引き立ち役にすらなれず、そのまま「その他大勢」として埋もれていくのかとも思われましたが、それで終わらないのが名門のお嬢様。
アルテミスS以来の東京競馬場参戦となったオークスでは早め先頭から直線では後続を突き放す一方。あわやのシーンを作って場内を沸かせ、悪役令嬢ここにあり、と存在感を見せつけました。
最後は悪役らしくリバティアイランドに蹴散らされ、力尽きたところをハーパー、ドゥーラにも交わされて4着に敗れましたが、それでも存在感はたっぷり。オークスの助演女優賞でも贈りたくなるような走りっぷりを披露したのでした。
ローズS、秋華賞では結果を残せませんでしたが、この一族はナミュールやマルシュロレーヌがそうだったように大器晩成の血統。
いつかまた東京競馬場の満場の観衆の前でリバティアイランドに煮え湯を飲ませるべく、策を練り、己を鍛え上げているに違いありません。
ラヴェル
鹿毛 牝4歳
父:キタサンブラック
母:サンブルエミューズ
母の父:ダイワメジャー
主戦場:牝馬重賞戦線
馬名の由来:人名より。母名より連想
主な勝ち鞍:23年アルテミスS
びぜんやの個人的な狙いどころ:距離うんぬんよりも東京競馬場が合うようです。極端な瞬発力勝負よりは、ある程度長く脚を使える展開がベター。
来週はシルクロードSを予想する予定です。
昨年はここを勝ったナムラクレア、2着のファストフォースが、高松宮記念でも着順を入れ替える形でワンツーフィニッシュ。G?には間隔を開けて臨むのがセオリーとなる中、このレースの重要度は増していると言えるでしょう。
中心は昨年の阪急杯を勝つなど、スプリント重賞の常連となっているアグリ。ただし6ハロン戦ではセントウルSでの2着が最高で、未勝利。悲願のG?タイトル獲得に向け、ここは勝っておきたいところです。
ルガルは京阪杯1番人気2着からのステップで参戦。こちらもダートでは1200mを勝っていますが、芝では未勝利。葵Sではロケットスタートを決めたモズメイメイの逃げ切りを許しています。高松宮記念を目指すのに相応しい速力を備えているのか、それを測るレースといえそうです。
バースクライは1200mに転向してから3戦3勝。距離には絶対的な自信を持っており、その力が重賞でも通用するのかここが試金石の一戦。
重賞3着2回の戦歴を持つオタルエバーは北越S、ラピスラズリSと連勝中。素質馬がようやく軌道に乗ってきました。
昨年の高松宮記念3着馬・トゥラヴェスーラは9歳となった今年も健在。
芝ダート二刀流のカルネアサーダはハナを切ることが出来ればしぶとい逃げ馬。
連勝中のジューンオレンジの勢いも侮れません。
穴では極端な脚質の2頭、逃げるテイエムスパーダ、追い込むディヴィナシオンに注目したいと思います。
◎10 オメガギネス
ここまでキャリア4戦で3勝、敗れたのはレパードSでのクビ差2着だけというほぼパーフェクトな戦歴を誇る新鋭が、フェブラリーSのステップレースに登場します。
前走・グリーンチャンネルCは初めての芝スタート、初めてのマイル戦でしたが難なく好位で流れに乗ると、直線入口で早くも先頭に並びかけあとは後続を突き放す一方。最後は3馬身半差で昇級初戦を快勝して見せました。
ユニコーンSを勝ったペリエールを相手にしなかったのですから、重賞級の力を備えているのは間違いなし。今回は走り慣れた1800mに戻りますから、さらなるパフォーマンス向上も期待できます。
デビューからすべてのレースで最速上がりをマークしている末脚自慢が、ここでもライヴァルを飲み干します。
○3 ヴィクティファルス
共同通信杯ではエフフォーリアとシャフリヤールというのちのクラシックホースに割って入る2着という成績を残し、続くスプリングSを差し切って見せた素質馬。
しかしクラシックでは皐月賞9着、ダービー14着、菊花賞10着と結果を残せず、さらに古馬になってからは4度重賞に挑戦してすべてふた桁着順と、「十で神童十五で才子二十すぎれば……」を地で行くようなただの馬と化していたのですが、ダートに挑戦した前走・太秦Sで一変。
砂をかぶるのも気にせず中団で脚を溜め、4コーナーから大外をまくるように進出。直線で逃げ馬を競り落とすと、あとは後続の追撃を許さず快勝して見せました。
ダート転向初戦でこのパフォーマンスですから、ダート適性は相当高そうですし、今回はダートを一度使われたことで慣れも見込めそう。
久々の重賞タイトルも十分に望めます。
▲13 ブライアンセンス
3歳の3月という遅いデビューから4月に初勝利、5月には2勝目を挙げ、6月東京のユニコーンSで3着に入っていた戦歴の持ち主。
昨秋にはこの京都ダート1800mで2勝クラス、花園Sを連勝しオープン入りを果たすと、昇級初戦に得意舞台の東海Sを選んできました。
昇級戦とは言いますが、前述の通りユニコーンS3着の実績があって昇級は形だけ。コースの経験値ではライヴァルを上回っていますし、3戦連続で最速上がりをマークしている末脚はここでも通用するはずです。
△6 ペプチドナイル
昨夏の大沼Sでは2頭並走で逃げる形から直線で突き放して完勝。続くマリーンSでは逃げて最速上がりをマークする完璧な競馬で圧勝し、エルムSでは1番人気に支持されました。
しかしそのエルムSでは他馬にハナを奪われて内に押し込められ直線で後退し、ブービー13着に大敗。逃げ馬の脆さを露呈する結果となりました。
しかし前走・ベテルギウスSでは大外枠が災いして控える競馬となりながら、直線では馬群を割って力強く進出。先に抜け出したハピを捉えて快勝し、脚質に幅を加えて見せました。
先行型だけに脚抜きのいい馬場、直線が平坦な京都に替わるのはプラス要素。昨年は重賞の壁に泣かされましたが、自在性を身につけた今年はひと味違うところを見せてくれそうです。
×は安定感抜群の14 ウィリアムバローズと、平坦コースで上位を狙う15 ブラックアーメットを指名します。
買い目は◎からシルシの各馬への馬連流し5点。
]]>
来週は東海Sを予想する予定。土曜日の夜は新年会なので、金曜夜のうちに公開することになると思います。
今年の東海Sは京都1800mで実施。となると中心は同舞台のみやこSで3着しているウィリアムバローズということになるでしょうか。昨年のマーチSで2着があり、ダートで馬券を外したのは1度だけ。安定感は抜群です。
新興勢力の筆頭はヴィクティファルス。かつてはスプリングSを勝ち、共同通信杯ではエフフォーリアの2着に入っていた馬ですが、ダート初挑戦となった前走・太秦Sを快勝し、ダートにも適性があることを示しました。今回は相手が強くなりますが、ここも勝つようならフェブラリーSの台風の目となりそうです。
明け4歳勢からはユニコーンS3着のブライアンセンス。京都ダート1800mでは2勝クラス、花園Sと連勝中で、3連勝での重賞制覇なるか楽しみです。
同じく明け4歳のオメガギネスは休み休み使われてキャリア4戦。しかし3勝を挙げており、グリーンチャンネルCでは3馬身半差の圧勝を飾りました。京都への輸送をこなせばここでも好勝負可能でしょう。
ベテルギウスSを勝ったペプチドナイル、JDD2着馬・キリンジ、御陵Sを差し切ったミッキーヌチバナと伏兵は多彩。
穴馬候補としてはダート初参戦の重賞2勝馬・バビット、5戦連続の京都出走となるタイセイドレフォンが面白そうです。
さて、今度の水曜日には川崎で新設の交流重賞・ブルーバードCが。
ダート競馬の知識も、早々にアップデートを図らないと、あっという間に浦島太郎状態になりそうです。
◎14 サトノグランツ
京都新聞杯では中団追走から直線でじわじわと脚を伸ばし、4頭が同タイムの大接戦を制してV。前々走・神戸新聞杯では馬群に飲み込まれて万事休すと思われたところから最後に鋭く抜け出し、サヴォーナをアタマ差退けての勝利。接戦での勝負強さは、ゴール前混戦となりがちなハンデ戦においては大きな武器となります。
菊花賞10着、ダービー11着の戦績からするとハンデは見込まれたような感じもしますが、G?なら実力上位なのは戦歴から明らかで、ここは強さが評価されたとみるべきでしょう。
今回は菊花賞以来の休み明けとなりますが、休み明けのフレッシュな時に好走例が多い馬ですから、これは歓迎材料。
力の違いをここで見せつけ、再び照準をG?に向けます。
○12 シンリョクカ
1戦1勝で臨んだ一昨年の阪神ジュベナイルフィリーズでは中団から脚を伸ばし、12番人気の低評価を覆す激走。怪物・リバティアイランドには一蹴されましたが2着に入り、その素質を示しました。
その後もオークス5着、桜花賞6着とクラシックでも上位に入り、エリザベス女王杯では9着に敗れたとはいえ勝ち馬からは0.5秒差と、G?でも戦える性能を示し続けています。
今回は新馬戦以来の牡馬混走戦となりますが、ここまでG?を中心に使われてきたこの馬にとっては手頃と言える相手関係になりますし、ハンデは53キロの軽ハンデ。直線の長い淀の外回りは合うはずで、昨年は味わえなかった勝利の美酒にありつくチャンスです。
▲8 ブローザホーン
昨年は潮来特別、烏丸Sと連勝し、重賞初挑戦の函館記念でも3着に好走。続く札幌日経オープンでは早め先頭から後続に6馬身差をつける圧勝劇でオープン初勝利を挙げ、前走・京都大賞典では2番人気に支持されました。
しかし好事魔多し、京都大賞典では心房細動を発症しずるずると後退。まさかの競走中止という憂き目を見てしまいました。
今回はそこからの復帰戦となりますが、前走より相手は手頃になった感がありますし、斤量も据え置き。京都は烏丸Sを5馬身差で圧勝した実績のある舞台ですし、この時季の力の要る馬場も合うはずです。
好走歴が馬体重420〜428キロの時に集中しているだけに、馬体が戻っていれば前走の鬱憤を晴らす快勝が期待できます。
△7 ハーツコンチェルト
昨年の日本ダービーでは中団待機から、直線ではソールオリエンスと併せ馬の形で馬場の真ん中を進出。皐月賞馬に気後れすることなく、タスティエーラと同タイムの3着に入って見せました。この実績からすると、55キロのハンデはいかにも恵まれた、という感じがします。
左回り【1,1,2,0】に対して右回りでは4戦して一度も馬券に絡めておらず、昨秋も神戸新聞杯5着、菊花賞6着と人気を下回る成績に終わっていますが、神戸新聞杯はスタートで後手を踏みながらサトノグランツと0.1秒差まで追い上げていましたし、菊花賞は4コーナーで他馬と接触する不利があったもの。右回りだからと言って評価を下げる必要はありません。
×は京都外回りが脚質に合う13 サヴォーナと、末脚の破壊力ならメンバー随一・5 レッドバリエンテを指名します。
買い目は◎からシルシの各馬への馬連流し5点。
■ おまけ ■ 京阪杯予想
◎8 ハヤテノフクノスケ/デビュー戦では素質馬と互角の戦い。青森の星がクラシック目指し出発進行。
○15 ジュンゴールド/逃げ差し自在。完成度高く3連勝。
▲6 アーバンシック/前走の末脚鮮やか。小回りも克服済み。
△14 ダノンデサイル/重賞僅差の戦歴光る。スムースなら前走以上も。
×2 バードウォッチャー/末脚確かな良血馬。一気にタイトル奪取。
×12 グローリーアテイン/3着以下を引き離してデビュー勝ち。素質高い。
私の予想結果は(−×−)で全然さっぱり。金杯で惨敗、の2024年スタートになってしまいました。
来週は京都でハンデG?・日経新春杯です。
中心は京都新聞杯と神戸新聞杯、G?を2勝しているサトノグランツでしょうか。菊花賞は距離が長すぎましたが、実績のある舞台に戻って復活が期待されます。
同等の評価が必要なのがダービー3着馬・ハーツコンチェルト。関西圏での成績がいまひとつなのは気になりますが、成長力があるハーツクライ産駒だけに古馬になっての苦手克服も十分あり得ます。
明け4歳勢ではオークス5着、桜花賞6着とクラシックで上位を争ったシンリョクカにも注目。菊花賞5着のサヴォーナは神戸新聞杯でサトノグランツからアタマ差の2着。ハンデ次第では逆転も狙えます。
菊花賞4着・リビアングラスの前走は案外でしたが、トリッキーな中山が合わなかったか。京都に戻って見せ場以上の走りに期待です。
古馬勢では京都大賞典で2番人気に推された実力者・ブローザホーン。そこを心房細動で競走中止となってからの復帰戦となります。好走例が馬体重420キロ台のときに集中しており、馬体が戻っていれば好走が期待できます。
ディアスティマは目黒記念2着など長距離重賞での好走歴があるマラソンランナー。アルゼンチン共和国杯を使われての上積みが見込めます。
穴馬としてはいかにも長距離が合いそうな血統のカレンルシェルブルと、1年ぶりのレースを使われて前進が見込めるハーツイストワールの名前を挙げたいと思います。
◎14 アルナシーム
21年の朝日杯FSでは後方から追い上げを見せ4着に入っていた素質馬。この時掲示板に載っていた他の4頭、ドウデュース、セリフォス、ダノンスコーピオン、ジオグリフはのちにG?を勝っているのですから、この馬の素質の高さが窺われます。
一方こちらはスプリングSで7着、久々の重賞挑戦となった昨年の函館記念で6着とG?どころかG?でも結果を残せていませんが、これはコーナー4つのコース形態が合わなかったと見てよさそう。デビュー戦以外の4勝はワンターンのコースで挙げており、同様のコース形態で行われる今回は期待できます。
前走・カシオペアSでは中団追走から馬場の真ん中を豪快に伸びて快勝し、コース適性があることも示しており、重賞初制覇の機は熟したと見ていいでしょう。
○15 ドーブネ
4億7千万円という高額で取引されて話題となり、デビュー2連勝で将来を嘱望された期待馬でしたが、その後が案外。朝日杯FS7着、スプリングS6着、プリンシパルS4着とクラシックへのステップレースで結果を残せず、クラシック出走は叶いませんでした。
それでも条件戦では格が違うとばかりに勝ち進み、中山記念でもシュネルマイスター、スタニングローズらを従えて3着に逃げ粘り、力のあるところを示しています。
昨秋にはポートアイランドS、キャピタルSとマイルのリステッド競走を連勝。満を持して伝統のマイル重賞に駒を進めてきました。
マイルは3戦2勝とベストの距離ですし、好位、または逃げの策からライヴァルの追い上げを許さない取り口は安定していますから、ここでも大崩れすることはないでしょう。
▲10 アンドヴァラナウト
重賞初挑戦となった21年のローズSでは中団から33.8秒の上がりを使って豪快に突き抜け重賞初制覇。続く秋華賞でも3着に入り、素質の高さを示していました。
それだけに昨年4戦して1度も馬券に絡めなかったのは物足りませんが、愛知杯9着、阪神牝馬S5着は切れ味を殺がれる馬場に泣いたものですし、ヴィクトリアマイル11着は輸送減りが敗因。前走・府中牝馬S6着は逃げたディヴィーナにうまく脚を使わされ、展開に泣きました。
フレッシュな時の方が走る馬ですから前走から間隔を開けての出走は好感が持てますし、切れ味を生かせる京都の外回りもフィットするはず。
一貫して牝馬限定重賞を使われてきたお嬢様にとって初めての牡馬混走重賞出走がショック療法となれば、2度目の重賞タイトルも夢ではありません。
△8 サヴァ
デビューから一貫してダートを使われ、ユニコーンSでは14番人気で2着に入り波乱を呼んでいた実績の持ち主ですが、5歳になった昨年、突然芝に転向。
その初戦となった洛陽Sでは33.9秒の上がりを使って0.5秒差7着に入り芝適性を示すと、続く六甲Sではオニャンコポンら芝重賞の勝ち馬を退けて勝利を挙げました。
今回は京都の開幕週への対応が課題となりますが、同じく開幕週だった前走・マイラーズCでは10着と着順は悪かったもののタイムは勝ち馬から0.6秒の僅差と健闘。長期工事明けのパンパンの良馬場だった前走と違い今回は力の要る冬の馬場、そしてG?のメンバーなら前走以上のパフォーマンスが期待できます。
逃げ・先行馬が揃ってよどみのない流れになりそうなのも好都合。波乱の使者となるのはこの馬です。
×は明け4歳の2頭、前回は展開に泣いた11 セッションと、前走は休み明けで度外視可能、朝日杯2着の実力者・5 ダノンタッチダウンを指名します。
買い目は◎からシルシの各馬への馬連流し5点。
■ おまけ ■ 中山金杯予想
◎9 サクラトゥジュール/前走の末脚鮮やか。コース替わり、距離延長も不安なし。
○7 ククナ/G?でも差は僅か。小回りで切れ味生かす。
▲11 ゴールデンハインド/勝ち切れないが堅実。先行力生かして。
△8 ボーンディスウェイ/好メンバーの弥生賞3着馬が、前走で復活。引き続き中山で。
×4 エピファニー/昨年はオープンで修行の1年。前走で重賞に目処。
×10 マテンロウレオ/実績最上位。トップハンデでも無視はできない。
]]>
■桐花賞予想
(水沢2000m/M1)
◎7 フレイムウィングス/マーキュリーCで地元勢最先着。適距離で一発狙う。
○4 ノーブルサターン/北上川大賞典、トウケイニセイ記念を連勝。3連勝へ。
▲8 ヴァケーション/みちのく大賞典を圧勝。この舞台、地元馬相手なら譲れない。
△5 ゴールデンヒーラー/この秋は強敵相手に健闘。その経験をぶつける。
■金杯予想
(水沢1600m/M2)
◎4 リトルカリッジ/前走は差しに転じて新味。3走前は強敵相手に健闘。
○1 セイバイラック/寒菊賞最先着。好枠生かし先行策。
▲8 ミヤギシリウス/若駒賞は後続を離しての2着。強敵不在のここなら。
△5 マルーントリック/勝ち切れないが堅実。抑えで。
一番人気の複勝ですが。
今日もマイナス街道まっしぐらなので、何とかトントンまでには持っていきたいです。
私の◎はレガレイラです。
残りはこんな感じです。
○ ヴェロキラプトル
▲ テンエースワン
△ シンエンペラー
× ウインマクシマム
× アドミラルシップ
]]>
◎はミスタージーティー。
昨日も場外で買ってきたけど、三分の一ほどしか返ってこなかったし。
どうか、有馬記念でプラス収支になりますように。
私の◎はソールオリエンスです。
残りはこんな感じです。
○ タイトルホルダー
▲ スルーセブンシーズ
△ スターズオンアース
× ジャスティンパレス
× タスティエーラ
]]>競馬界でも、凱旋門賞の遠征馬がわずか1頭となり、暮れの香港国際競走では未勝利と、昨年までの勢いが萎んでしまったような印象も。
来年は辰年。昇竜の勢いが年末まで続く、そんな1年になってほしいものです。
いやいや、2023年はまだ終わっていません。
逆転の夢を載せたグランプリの◎は、シャフリヤール。
先週の火曜日、岩手に住んでいる父が急逝し、先週は葬儀のために帰省。そのため当ブログの更新をお休みさせていただきました。
葬儀が行われた月曜日は、水沢競馬が中止となるような積雪の中。それでも多くの方に参列いただき、父を送ることが出来ました。
「お前らはまた競馬か」と、父の呆れたような声が聞けなくなるのは残念ですが、心の中でその小言を再生しつつ、ほどほどにこの趣味を楽しんでいこうと思います。
◎1 キモンリッキー/目下4連勝中。現級では明らかに力上位。
○4 アマルインジャズ/脚質転換して台頭。ここは単騎で行けそうで。
▲6 グローサーベア/中央2勝の実力者。水沢千四はベストの条件。
△7 リスレツィオ/重賞でも上位を争った3歳牝馬。
×5 フェザーノユメ/前走で◎に肉薄。先行激化なら台頭。
]]>
全部馬券に絡んでくれると良いんですけどね。
私の◎はサフィラです。
残りはこんな感じです。
○ キャットファイト
▲ アスコリピチェーノ
△ ステレンボッシュ
× プシプシーナ
× シカゴスティング
]]>
◎はスウィープフィート。
岩手競馬のグランプリ・桐花賞のファン投票が行われています。私はケープライト、アップテンペスト、マイグレーションと、今年馬券でお世話になった3頭に投票しました。
100名様に「いわて牛サーロインステーキ」が当たるというのも楽しみなポイント。
もっともステーキ肉が当たっても、上手に焼く自信なんてないんですが。
◎1 リノグロワール/好枠引いた。先手を取って逃げ込み図る。
○4 サクラトップキッド/前走は相手が強かった。重賞経験生かして。
▲2 マルーントリック/転入初戦であわやの競馬。今の水沢の馬場は合いそう。
△8 レッドオパール/転入初戦を快勝。1ハロン延長克服できれば。
×6 セイバイラック/ここ2走が案外。前で速力生かせれば変わり身も。
■ おまけ ■ カペラS予想
◎4 デュアリスト/近走は酷量を背負いつつ上位争い。57キロなら突き抜ける。
○16 リュウノユキナ/2年連続2着。ヴェテランコンビが今年こそ頂点へ。
▲3 テイエムトッキュウ/好枠引いた。ハナを切れればノンストップ。
△12 ベルダーイメル/距離短縮はプラスに出そう。溜めれば弾ける。
×10 タガノクリステル/近走の充実ぶり光る。前々走は中山で好走。
×14 オメガレインボー/芝スタートは合う。前走は不利で度外視。
某競馬新聞の占いでも良いことあったりするので、たまにはそういうのに乗っかるのも良いですね。
私の◎はメイショウハリオです。
残りはこんな感じです。
○ アイコンテーラー
▲ レモンポップ
△ クラウンプライド
× テーオーケインズ
× セラフィックコール
]]>
◎はレモンポップ。
JRAでやっているG?レース歴代優勝馬から選ぶ「メモリアルヒーローファン投票」に投票してみました。
何度も現地観戦した女王杯や皐月賞ではどの馬に票を投じるか悩みましたね。
そして最近の馬より、競馬やこのブログを始めた15〜20年前の馬が多くなってしまったあたり、「齢をとると昔話が多くなる」の境地に差し掛かっているのかもしれません。
ちなみに投票内容についてはX(Twitter @biz331)で呟いています。
◎4 ノーブルサターン/昨年の覇者。北上川大賞典を逃げきり、臨戦過程は万全。
○2 ミニアチュール/岩手のダービー馬にしてオークス馬。斤量差生かして逃げ切り図る。
▲7 グランコージー/快速馬健在を示した前走。同型の存在気になるが行き切れれば。
△5 ヴァケーション/近2走は相手が強すぎた。地元馬相手なら負けられない。
×8 グローリーグローリ/ここは赤松杯を勝った舞台。叩き3走目で本領発揮。
また頑張って予想していきます。
私の◎はリバティアイランドです。
残りはこんな感じです。
○ イクイノックス
▲ ドウデュース
△ ダノンベルーガ
× スターズオンアース
× イレジン
]]>
◎はイクイノックス。
今週からはシーズン最後の水沢開催。
そのスタートに合わせたように水沢では初雪が降り、それがそのまま大雪となって積もっているようです。
……日曜日はちゃんと開催できるんだべか。
最近は雪で開催できない事例も増えていますが、あとひと月あまり、無事に開催が行われることを願います。
◎7 サイタブラウン/前走で悲願の初勝利。馬体が増え本格化。
○8 コリコ/距離短縮はプラス。水沢では2戦2勝。
▲9 キモンリッキー/春には同舞台で完勝。速力生かしたい。
△5 セイオーキッド/前々走はOPで健闘。4勝挙げる適距離で末脚生かす。
×3 リリーアロー/先行して堅実。この距離も守備範囲。
■ おまけ ■ 京阪杯予想
◎4 スマートリアン/前走はアクシデントで度外視。確実に末脚使ってくる京都巧者。
○10 ルガル/橘Sでは圧巻の5馬身差。発馬五分なら。
▲11 シュバルツカイザー/近2走は馬場に泣いた。馬場のいい京都で反撃。
△3 シングザットソング/前走でスプリント適性示した。距離2度目で前進。
×17 トウシンマカオ/昨年の覇者。前走の敗因は距離で度外視可能。
×18 トゥラヴェスーラ/最終週の馬場は合う。G?3着の実力者が57キロで。
来週はジャパンC。セントレジャー勝ちのハーツクライ産駒・コンティニュアスが出走を取りやめ、外国馬の出走が仏国のイレジンのみになったのは寂しいですが、日本勢はなかなか楽しみな顔ぶれが揃いました。
その中でも注目は、目下G?5連勝中の世界チャンピオン、天皇賞・秋をスーパーレコードで制したジャパニーズヒーロー・イクイノックスと、こちらはG?4連勝中、牝馬三冠をすべてワンサイドゲームで通過してきた新世代ヒロイン・リバティアイランドの直接対決、ということになるでしょう。
しかし他にも例年なら優勝候補と言われておかしくない実力者の名前が並びます。
G?3勝馬・タイトルホルダーはオールカマー2着で天皇賞・春を競走中止したダメージから順調に回復したことをアピール。自分でレースを作れる強みがあります。
昨年の二冠牝馬・スターズオンアースは天皇賞・秋を回避した影響が気になりますが、地力通りなら常にG?で勝ち負けしてきた歴戦の女戦士。ここで崩れることは考えられません。
昨年のダービー馬・ドウデュースは同じ東京芝2400mで巻き返しに燃えます。天皇賞・秋では同期のイクイノックスとの対決に注目が集まりましたが、今回は気楽に臨める立場。そこからの巻き返しがありそうです。
昨年の覇者・ヴェラアズールはその後不振ですが、実績のある舞台で復活したいところ。
サウジCを勝ったパンサラッサはチャンピオンズCと両睨みですが、イクイノックスを相手に大逃げを打った昨年の天皇賞・秋は記憶に残っています。今回もどんな立ち回りを見せてくれるか、楽しみですね。
穴馬としては消耗戦になれば浮上する長距離砲・ディープボンドと、3歳牡馬では唯一の参戦となるショウナンバシットを指名します。
]]>
◎はナミュール。
岩手県奥州市出身のMLB・大谷翔平選手が2度目となるア・リーグのMVPを、それも満票で獲得しました。
奥州市ではお祝いの花火も上がったのだとか。元・水沢市(現奥州市)民としても誇らしい気分になるニュースでした。
地道な県民性でありながら、時折スケールが大きくボーダレスな才能が育まれるのが岩手県。
岩手の競馬界からもそろそろスケールの大きなニュースが出てきてほしいですね。
◎4 フレイムウィングス/マーキュリーCで地元勢最先着。長距離性能を秘める。
○10 スズカゴウケツ/主導権握るのはこの馬か。人気薄での好走目立つダークホース。
▲5 レールガン/一昨年2着、昨年3着の長距離砲。前走快勝しここ照準。
△11 マイネルアンファン/盛岡では崩れていない。長距離にも実績あり。
×1 ノーブルサターン/M1を2勝の格上馬。距離微妙も格の違い見せるか。
×7 ゴールドギア/スタミナには自信あり。あすなろ賞でダート適性も証明済み。
来週は今年最後の京都G?、マイルチャンピオンシップです。
安田記念を勝ったソングラインは不在で、中心は連覇を狙うセリフォスということになるでしょう。安田記念ではソングラインに突き放されたものの2着を確保。この路線では実績最上位と言えます。
シュネルマイスターは毎日王冠で最後方から目の覚めるような追い上げを見せて3着。脚質的に差し届くか届かないかのような脆さはありますが、切れ味だけなら現役屈指。要はそれをどこでどう引き出すかです。
好メンバーが揃った毎日王冠でソングライン以下を撃破する金星を挙げたのが3歳馬・エルトンバローズ。目下4連勝中で、京都のマイルも克服済み。クラシック未出走の格下と侮ることはできません。
東のトライアル・富士Sを快勝したのがナミュール。秋華賞で2着、オークスで3着に入っているオールラウンダーで、スムースに運ぶことさえできればここでも差はありません。
ソウルラッシュは京成杯オータムハンデで59キロを背負いながら快勝。G?では今ひとつの成績が続いていますが、今度こそ壁を打ち破りたいところ。
ダノンザキッドは一昨年3着、昨年2着で、春の大阪杯でも3着。勝ち切れませんが人気薄での好走歴があり、軽視できないクセ者です。
エプソムCを勝ったジャスティンカフェは前走が案外でしたが、勝ち馬とは0.5秒と差はわずか。叩いた上積みがどれだけあるかでしょう。
セルバーグは中京記念を逃げ切り勝ち。ここでも主導権を握れれば面白そう。
京王杯スプリングCを勝ったレッドモンレーヴは初めての関西遠征が鍵。もっとも近親には女王杯を連覇したアドマイヤグルーヴなどがおり、京都も合いそうな良血です。
穴としてはマイルに転向2戦目のソーヴァリアント、右回りでは3戦無敗の3歳馬、その名も関西に合いそうなエエヤンの名前を挙げておきます。
◎はディヴィーナ。
愛読紙の「まんがタイムきらら」が独立創刊20周年を迎えました。
創刊当時にコンビニで見かけて、「萌え四コマ雑誌? いつまで生き残れるかねぇ」と冷ややかな目で見ていたんですが、まさか、相次ぐ四コマ誌休廃刊の流れに呑み込まれることなく、それどころかヒット作をいくつも送り出すようになるとは。
そしてまさかまさか、私がそれを愛読するようになるとは。
競馬も分からないけれど、世の中も分からないですね。
◎3 フジユージーン/4戦すべてが圧勝。脚質も自在な岩手の若き王者。
○6 キタノヒーロー/前走は南関遠征で価値ある2着。経験生かしたい。
▲9 グラッシーズマン/アジアエクスプレス賞にアジアエクスプレス産駒が登場。大外から遮るものなく驀進。
△4 カイコウ/中央OP2着の戦歴誇る。距離延長はプラスだ。
■ おまけ1 ■ 福島記念予想
◎3 ダンテスヴュー/流れの速くなりそうなメンバー構成。内を立ち回り末脚一閃。
○6 ホウオウエミーズ/七夕賞では最速上がりマークし3着。今度は突き抜ける。
▲5 シルトホルン/夏の福島で重賞2着。先行力生かして。
△13 ウインピクシス/福島2勝のコース巧者。前走は控える競馬で結果出した。
×7 ダンディズム/小回り平坦は合う。この夏好調で勢い持続。
■ おまけ2 ■ オーロC予想
◎5 サマートゥリスト/千四に転じて良血開花。力強い鞍上得て勝機到来。
○8 ホープフルサイン/前走は不利に泣いた。スローの切れ味勝負で出番。
▲9 グランデマーレ/かつての素質馬に復活の気配。
△10 メイショウチタン/ここは単騎逃げ望める。展開味方に波乱目論む。
×4 ビューティフルデイ/同条件パラダイスSの勝ち馬。舞台合う。
さて、来週は京都でエリザベス女王杯です。
近年は牝馬でも一線級は牡馬相手のG?、さらには海外のレースを選ぶようになり、メンバーの質的な低下は否めませんが、その分どこからでも入れそうな面白いメンバーとなっています。
今回唯一のG?タイトルホルダーとなるのがディフェンディングチャンピオンのジェラルディーナ。この1年は勝ち星こそ挙げられていませんが、有馬記念3着、宝塚記念4着など牡馬相手に善戦しており、牝馬同士なら当然連覇が期待できます。
ヴィクトリアマイル15番人気4着で突然覚醒した良血・ディヴィーナは府中牝馬Sを勝ち、波に乗ってのG?挑戦。今回はとにかく距離の克服が課題となります。
三冠牝馬・リバティアイランドはジャパンCに向かい、3歳の大将格となるのはオークス2着、秋華賞3着のハーパー。古馬相手と言っても相手は手頃。目の上のたんこぶだったリバティアイランドのいないここはタイトル獲得のまたとないチャンスです。
ローズSで破格の末脚を見せたブレイディヴェーグは秋華賞をスキップしてここへ。格下感は否めませんが、その反面まだ底を見せていないのが魅力に映ります。
昨年2着のライラックは休み明けの府中牝馬Sを勝っており、臨戦態勢は昨年以上。前崩れの流れになるようなら今年も浮上してきます。
ルージュエヴァイユはエプソムC、府中牝馬Sで連続連対している東京巧者。同じく軽い芝の京都も合いそうです。
マリアエレーナは大阪杯で5着。昨年の小倉記念を圧勝するなど直線が平坦なコースを得意としており、京都へのコース替わりは歓迎。
ビッグリボンはマーメイドSの勝ち馬。長距離戦に強い血統で、2200mも守備範囲です。
穴では愛知杯勝ちのアートハウス、京都2勝のコース巧者・ゴールドエクリプス、そして未完の大器・サリエラの名を挙げておきます。
]]>
◎9 ワールドタキオン
中山競馬場でデビューしたものの1戦1敗で兵庫に転出、昨年は園田で勝ったり負けたりを繰り返していましたが、この春に中央に再転入してから快進撃がスタート。
2年ぶりの中央競馬となった福島のレースで4馬身差の快勝劇を挙げてあっと言わせると、五泉特別で5馬身差、甲州街道Sで2馬身差とワンサイドゲームでとんとん拍子に勝ち上がり、あっという間にオープンまで駆け上がってきました。
さらに昇級戦、重賞初挑戦となった前走・エルムSでも臆することなく好位追走から早め先頭の積極策。最後はセキフウの決め手に屈しはしましたが3着以下に2馬身半差をつけ、初重賞でいきなり連対して見せました。
距離延長に不安はありませんし、直線が平坦な京都で先行力が生かせるのはプラス要素。先行馬が揃ってよどみない流れになりそうなのも望むところです。
前回惜しくも届かなかった重賞タイトルを手に入れ、勇躍G?に乗り込みます。
○15 セラフィックコール
2月阪神の新馬戦では2番手追走から最速上がりを使う隙のない競馬で圧勝。今回と同じ京都ダート1800mで行われた2戦めでは向正面からロングスパートから直線でさらに突き放す圧巻のパフォーマンス。続く八王子特別こそ辛勝でしたが、前走・JRAアニバーサリーSではまたも後方待機からロングスパートを決め3馬身半差の完勝劇でオープン入りを決め、ここに乗り込んできました。
デビューから無傷の4連勝、そのすべてで最速上がりをマークし、出遅れて位置取りが悪くなっても長くいい脚を使って外からライヴァルを捩じ伏せることが出来る、強靭なレースぶりが目立ちます。
今回は昇級戦、さらに3キロの負担重量増となりますが、重賞と言ってもメンバーは手薄ですし、500キロを優に超える大型馬が前走をひと叩きされて前進は必至。不安よりも期待の方が上回る重賞初挑戦です。
▲7 メイクアリープ
昨年秋の阪神1勝クラス、年明けの小倉城特別、そして春に今回と同じ舞台で行われた上賀茂Sと、舞台を変えながら3連勝をマークした経歴の持ち主。上賀茂Sを勝ってオープン入りしたあともオープンの壁にぶち当たることなく三宮S、名鉄杯と際どい2着にまとめています。
前走・太秦Sではハナを切る形になり失速しましたが、これは休み明けということで度外視可能。もともと叩き良化型で間隔を詰めた時に好走例が多い馬ですから、中2週で臨む今回は変わり身が期待できます。
△14 ウィリアムバローズ
昨年のみやこSでは4番人気に支持されながら14着に大敗。ダートで7連続連対を続けていたのが途切れてしまいました。
しかし今年はそこから立ち直り、マーチSで2着に入り重賞初連対。さらに放牧を挿んだ前走・ラジオ日本賞では59キロの斤量を背負わされながらよどみのないラップを刻んで逃げ切り、リヴェンジマッチとなるここに乗り込んできました。
臨戦過程を見れば昨年より力をつけているのは明らかですし、直線が平坦な京都に替わるのもプラス要素。前走は逃げていますがマーチSでは番手からレースを進めており、逃げにはこだわりません。
×はこれが4戦連続の京都出走となる3 タイセイドレフォンと、もまれない外枠で怖いヴェテラン・16 アイオライトを指名します。
買い目は◎からシルシの各馬への馬連流し5点。
JBCスプリントで兵庫のイグナイターが勝利。兵庫に初めてのG?馬が誕生しました。
まぎれの起きやすい短距離戦、有力馬の落馬競走中止で荒れた展開、というエクスキューズはありましたが、そもそも勝ち負けできる地力を持っていなければ勝てないのがG?。
実力がもたらした勝利だと言っていいですし、南部杯に2年連続で出走するなど各地で戦い力を蓄えたからこそ手に出来た栄冠といえます。
そろそろ岩手にも交流重賞のタイトルを手にする馬が出てきてほしいですし、ハイレベルなレースに挑戦する姿を見せてほしいですね。
くれぐれもダート改革の波に取り残されることがないように。
◎10 マイグレーション/前走は好時計で快勝。激流になれば末脚で一気に。
○6 キラットダイヤ/快速の絶対女王が復活。ここも行き切れれば。
▲3 フジラプンツェル/重賞3勝馬が古馬初対戦。距離短縮はプラス。
△5 トーセンキャロル/岩鷲賞で金星挙げた。発馬五分ならここでも一発。
×2 オンラインボス/目下3連勝の勢い注。