日本ダービー予想 byびぜんや
今日は松本市はあがたの森公園で行われていた「クラフトフェアまつもと」に行ってきました。
松本駅に降り立つと、駅舎にある北野建設の気温計が指していたのは真夏でもなかなか見かけないような「34℃」のスコア。
それでも会場を歩いていてもあまり汗をかかず、暑さも感じなかったので、「微風があるせいか、湿度が低いせいかそんなにしんどくないな」と思っていたんですが。
帰ってきたらどっと疲れと、足の痛みが出て来ました。単に、暑さに体が順応出来てなかっただけで、疲れが思いっきり蓄積してしまったようです。
明日も暑い予報。
競馬場に出かける方はもちろん、自宅観戦の方も暑さ対策をしっかりして、ダービーデーを楽しんでください。
◎は無茶を承知でランフォザローゼス。
今の府中は、ヴィクトリアマイルでコースレコードが叩き出され、オークスではレースレコードが大きく更新される超高速馬場。となると、スピードに自信のあるこの馬に期待したくなります。
父と母父がダービー馬、母母がオークス馬という、まさにダービーのために生まれてきたような超良血馬。
葉牡丹賞でレコード決着の2着に入って高速性能の一端を示すと、京成杯2着を挿んで臨んだ前走・青葉賞では稍重馬場ながら2分25秒0が叩き出されるコンディションで、馬場を味方にまんまと逃げきったリオンリオンをハナ差まで追い詰めて2着。後続は2馬身引き離しており、高速馬場への対応力を示しました。
前走では直線ふらつくシーンがなければ逆転もあったのではと思われますが、ひと叩きされた今回はそのへんが解消されるはず。消耗戦となった前走で最後に伸びたように、タフな展開での根性比べは歓迎で、一発の魅力を感じます。
○はサートゥルナーリア。
前走・皐月賞では、外を手応えよく上がってくると、先に抜け出しを図ったヴェロックスをめがけて鋭進。ゴール前力づくで捩じ伏せて、デビューからの連勝を4に伸ばし、日本ダービーに駒を進めてきました。
2歳時の3戦はすべて楽勝と言える内容だっただけに、初の強敵相手がどうかと思われましたが、操縦性の高さと決定力に加え、勝負根性があるところを示してクラシック最初の冠を手にしています。
ここも当然断然の主役。休み明けをひと叩きしたことで型通り良化が見込めますし、血統背景を考えれば東京芝2400mはベストの舞台。今の高速馬場も、東京芝2400mのレコードホルダーが同じロードカナロア産駒のアーモンドアイであることを考えれば、プラスに出るように思えます。
あえて重箱の隅をつつくなら、ここが初めての左回りということくらいですが、コーナーが緩く、直線の長い府中なら多少もたついても挽回可能。
この大器にとっては、ダービーすらも通過点となりそうです。
▲はヴェロックス。
若駒Sを完勝、若葉Sを圧勝というステップで、上り調子で臨んだ皐月賞では、先に抜け出しかけるたもののサートゥルナーリア、ダノンキングリーとの叩きあいの末に2着。直線では勝ち馬と接触する不利もあり、スムースだったらと思わせる惜敗でした。
今回は6戦して唯一馬券を外している東京へのコース替わりとなりますが、その東スポ杯2歳S4着は、直線で不利を受けながら勝ち馬と同タイムでの4着ですから、コース適性は問題なし。前々でレースを組み立てられる先行力と、渋太く止まらない末脚は魅力で、皐月賞のアタマ差を逆転できそうな期待を抱かせます。
△はリオンリオン。
水仙賞までは【1,2,2,1】と好走すれども勝ち切れない善戦キャラでしたが、中京芝2200mの大寒桜賞に出走して激変。
初めてレースで先手を取ると、そのまま後続に何もさせずに逃げ切り勝ち。さらなる距離延長、相手強化となった前走・青葉賞でもマイペースの逃げに持ち込むと、最後はランフォザローゼスの追撃に冷や汗をかいたものの逃げ切り勝ち。稍重で2分25秒0の時計は優秀でしたし、3着以下には何もさせない見事な逃走劇でした。
とにかくこ2走の、馬が変わったような充実ぶりが顕著。馬が成長したのか、逃げの戦法が合ったのか、左回りと相性がいいのか、距離を延長して能力が開花したのか、原因が絞れませんが、とりあえず目下の勢いは買っといたほうがよさそう。なにより、自分でレースを作れる脚質は魅力で、大物食いの夢が見られそうな上昇馬です。
×はダノンキングリー。
3戦3勝で臨んだ前走・共同通信杯では内を巧みに立ち回って鋭く追い上げて3着。残念ながらデビューからの連勝は途切れてしまいましたが勝ち馬とは同タイム、アドマイヤマーズ以下には2馬身の差をつけて世代トップクラスの性能の持ち主であることを示しました。
前走では行きたがるところを見せていましたし、上位2頭とは通ったところに差があっただけに、今回の距離延長はプラスではないと見て評価を下げましたが、前走でガス抜きしたことで折り合いがつき、今回もロスなく立ち回ることが出来れば再び上位争いに食い込んでくることは可能でしょう。
共同通信杯上位馬と皐月賞の好相性は知られるところですが、ダービーでも過去5年で4頭の共同通信杯上位馬が馬券に絡んでいます。やはり地の利を侮ってはいけないということ。この東京巧者を抑えておくことは必須です。
もう1頭の×はタガノディアマンテ。
きさらぎ賞ではポツンと最後方から直線だけで鋭く追い上げ、2着に突っ込んできた末脚自慢。前々走の皐月賞でも6着とはいえ、サートゥルナーリアに次ぐ34.4秒の上がりを使ってよく追い上げていました。
3番手からレースを進め、早め先頭から勝ちに行った前走・京都新聞杯ではレッドジェニアルの予想外の抵抗に手を焼いている間に後続に差されて5着と案外な結果。結果的に展開面で割を食った形になりましたが、その分、今回は再び末脚に賭けるという覚悟が出来ました。
差し届かずのレースが続いているだけに、今回こそ勝ち切るなどという大言壮語は吐けませんが、無欲の追い込みが怖い1頭であることは確か。唯1勝を挙げている東京はその破壊力を示すのに最適の舞台で、大穴としての期待を抱かせます。
◎14 ランフォザローゼス
○6 サートゥルナーリア
▲13 ヴェロックス
△15 リオンリオン
×7 ダノンキングリー
×16 タガノディアマンテ
買い目は◎の単複と、◎からのワイド流し5点。
- 2019.05.25 Saturday
- 重賞予想 byびぜんや
- 23:15
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