東京新聞杯予想 byびぜんや
先日BS放送で、タレントさんが奥州市水沢を旅する番組をやっていました。
行ったことのある(地味な)観光スポットが紹介されていたり、よくお土産にする菓子が紹介されていたり、行ったことのない名店が紹介されていたり。
「水沢競馬場」の看板もちらと映っていたり、私にはなじみ深い散居村の風景が取り上げられていたりで、懐かしく楽しむことが出来ましたが。
完全無欠のシャッター通りとなった駅前の風景が映っていたのは、実に寂しく感じられました。
よく行った本屋もレコード屋も文房具屋も、祖父におもちゃを買ってもらったデパートも、ラジオの公開録音を見にに行ったスーパーも、みんな残ってないんですよねぇ……。
◎6 レッドオルガ
オープン入り初戦となった前走・ターコイズSでは、4コーナーで一番外を回らされる厳しい展開となり、残り1ハロンの時点でもまだ最後方。そこから出色の伸びを見せ0.3秒差6着まで詰めてきたのは、潜在能力の高さを証明したと言っていいでしょう。
全5勝を中京と東京でマークしているサウスポーだけに、東京へのコース替わりは大きなプラス材料。湘南Sで33.3秒、紅葉Sで32.9秒という上がりをマークしており、長い直線を舞台にした瞬発力勝負は望むところです。
今回はショウナンアンセムの主導で緩い流れとなる公算大。流れとコースを味方につけた切れ者の一撃に期待します。
○2 インディチャンプ
母・ウィルパワー(2014年のインディカーシリーズチャンピオンと同名)にちなんでその名を贈られたスピードスターです。
名は体を表すの諺通り、中京マイルの前々走・有松特別を2馬身差、阪神マイルの前走・元町Sを3馬身差で完勝してオープンに昇級。満を持してここに乗り込んできました。
ここ2戦は相手が手薄だった……と言いたいところですが、5走前、適距離より1ハロン長かった毎日杯でもブラストワンピースから0.3秒差、ギベオンからクビ差の2着に好走しており、重賞でも勝負になるだけの力は秘めています。
▲12 ショウナンアンセム
前々走・キャピタルSでは逃げを打ち、直線では後続を一度は突き放して見せ場たっぷりの0.1秒差4着。それ以前にも6月には多摩川S→パラダイスSと逃げて完勝しており、とにかく東京では馬が変わったような粘り腰を見せる府中巧者です。
当然、中山の前走・ニューイヤーS10着は度外視可能。逃げ候補としては内にテトラドラクマもいますが、1400mでもハナを切れるこの馬のスピードの方が上で、主導権を握ることが可能でしょう。
マイルももちろん守備範囲、展開を味方につけての一発が期待できます。
△11 ジャンダルム
デイリー杯2歳Sでは、カツジに1馬身1/4差、ケイアイノーテックには0.6秒差をつけて快勝していた素質馬。その後もホープフルSで2着、弥生賞ではワグネリアンと差のない3着と世代の上位で活躍を続けていました。
その後は明らかに距離の長いクラシックに挑んで敗退。秋も富士S7着、マイルCS16着と見せ場なく惨敗していますが、春まで見せていた積極性とスピードがまったく見られなかったところを見ると、春の疲れと、ペースの緩い中長距離戦を使い続けた悪影響が出たと見られます。
リフレッシュなった今回、本来のスピードが復活していればここも好勝負になっていいはず。兄姉が古馬になって活躍している晩成血統ですから、才能の本格開花はここからと見ます。
×はコース替わりが吉と出そうな2頭。前走は距離不足と休み明けで完全度外視できる1 サトノアレスと、前2走は外枠で脚が溜まらず完全度外視できる8 ロードクエストを指名します。
買い目は◎の単複と、◎からの馬連流し。ヒモにはロジクライ、タワーオブロンドン、レアリスタを加えた8点。
- 2019.02.02 Saturday
- 重賞予想 byびぜんや
- 21:58
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