阪神ジュベナイルフィリーズ予想 byびぜんや
今年も今週を含めて残り3週間+1日。
ということで、個人的年度代表馬・各部門表彰馬を考えてみました。
最優秀2歳馬はPOG指名馬の中から活躍馬をチョイス。牡馬はジャンダルムで決まりですね。牝馬の方は新馬戦で月見亭の指名馬を下したオハナで。
最優秀3歳牡馬は文句なしで皐月賞馬・アルアイン。牝馬はアネモネS3着、NZT4着と夢を見せてくれたスズカゼ。
最優秀4歳以上牡馬はジャパンCの勝利が記憶に新しいシュヴァルグラン、牝馬は京都大賞典を勝ったスマートレイアー。
最優秀短距離馬は未完の大器・グレーターロンドンに来年以降の期待も込めて。ダート馬はマーチSと武蔵野Sで激走したヴェテラン、インカンテーション。障害馬はアップトゥデイトとかクランモンタナとか言いたいんですが、今年も怪物っぷりを見せてくれたオジュウチョウサンに1票。
最優秀地方所属馬はクラスターCであわやのシーンを作った岩手のラブバレット。
功労賞を今季引退したマイル界のいぶし銀というか曲者2騎、クラレントとロゴタイプに贈りたいと思います。
で、個人的年度代表馬はアルアイン。
混戦の皐月賞を制した激走は印象的でした。出張帰りの「しなの」の車内、Twitter経由で勝利を知って、こっそりガッツポーズしたのはいい思い出です。
◎はロックディスタウン。
新潟1800mの新馬戦では超スローペースの上がり勝負を、32.5秒の末脚で対応し、のちに京都2歳Sで2着に入るタイムフライヤー以下を一蹴して快勝。
続く前走・札幌2歳Sでは中団待機からポジションを上げ、直線半ばから抜け出して着差以上の対応。
同じ1800mとは言ってもまったくキャラクターの違うコースで連勝しており、完成度の高さがうかがわれます。
今回は休み明け、距離短縮、大外枠への対応が課題になりますが、距離はセンスの高さで克服できそうですし、阪神外回り定番の瞬発力勝負になるならのぞむところ。大外枠もアパパネが勝つなど過去10年で4頭が馬券に絡んでおり、過度に不安視する必要はないでしょう。
週刊誌の馬体写真を見ても現時点の完成度は高そうで、まずは順当にクラシック候補に名乗りを上げると見ます。
○はトーセンアンバー。
過去に3度、レースでの最速上がりをマークしている末脚自慢。
出遅れ癖がある故にその末脚を生かし切れず、5戦1勝と結果を出せていませんが、札幌芝1800メートルで勝ったときの時計は、翌週の札幌2歳Sと遜色ないもので、秘めた能力は上位人気馬に見劣りません。
前走・京王杯2歳Sは6着に敗れていますが、もともと右回りの方に良績がある馬で度外視可能。右回りの阪神になるのは好材料ですし、直線の長い外回りコースで末脚を存分に発揮できます。
出遅れなければの条件付きですが、一発大穴をあけてもおかしくない隠れた逸材です。
▲はリリーノーブル。
東京マイルのデビュー戦では、道中若さを見せるシーンがありながらも、終わってみれば3馬身半差のワンサイドゲーム。
続く前走・白菊賞では好位から内を抜け出して1馬身差の快勝劇を演じ、スピードとセンスを示しています。
これが重賞初挑戦とはなりますが、2戦2勝のキャリアで見せたスケール感はこのメンバーの中でも見劣りませんし、余力残しで勝ってきた分、ここでも上積みが期待できます。
勝ってから中1週と、好調を持続した状態で臨めるのも○。
一瞬で勝負を決める決定力を、ここでも発揮してくれそうです。
△はラッキーライラック。
新潟マイルでの新馬戦では、好位から楽に抜け出し、待機勢の追撃を受け付けずに快勝。
続く前走・アルテミスSでは逃げたサヤカチャンが残る流れに乗り、好位から脚を伸ばして完勝。
楽にポジションを取ることのできるセンスと、前を捉えてから後続の追撃を許さないタフな末脚を武器に、危なげなく勝ち星を積み重ねました。
過去2走はアウエーでの競馬でしたが、今回はホームと言える阪神での競馬。輸送距離が短くなるのは、2歳牝馬にとって大きなプラス材料でしょう。
前哨戦をひと叩きして動きはさらに良化。スケール感のある走りを関西のファンの前で披露してくれそうです。
×は前走で見せた勝負根性に注目・マウレアと、控えて勝った前走が好内容、速力魅力のマドモアゼルを指名します。
買い目は◎からの馬連流し5点と、◎○からの三連複軸2頭流し4点。
- 2017.12.10 Sunday
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