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当ブログの予想と的中の定義は次のようにします。 シルシ 上位から◎○▲△××の6つ。シルシを打つ馬の頭数は、出走馬の半数を上回らないものとします。 的中 本命的中=◎の単勝を買ったと想定して的中を判定します。 馬連的中=◎○▲△の馬連4頭ボックスを買ったと想定して的中を判定します。 三連単的中=◎→○→▲△××の三連単軸二頭マルチを買ったと想定して的中を判定します。 想定回収率=それぞれの買い目を100円ずつ購入したと想定して、回収率を算定します。

チューリップ賞予想 byびぜんや

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     三方を海に囲まれた岬の宮殿。
     ひとりの女性が、愛娘を送り出そうとしていた。
    「いよいよ貴女にとって初めての重賞ね」
     海風に強張ったように娘を見据える母に対し、娘は強い意志を感じさせる視線で応える。
    「大丈夫です、お母様。兄様たちも同じように重賞に挑んで、そしてそれをものにしているのですから」
    「そうね。でも、私たち一族の悲願は、G祇覇。それを忘れないで」
    「はい。大兄様は淀でふたつのタイトルに輝きましたが故障に泣き、くー兄様は大舞台で波乱を巻き起こしましたが、戴冠には至らず」
    「でもあなたのふたつ上のお兄様は淀で、偉大なる王の庭から杯を奪ってみせました。貴女とどちらが先にG気魍佑襪海箸砲覆襪里、楽しみね」
    「はい。るー兄様に負けないよう、がんばります」
     潮騒の中の、母娘の誓い。
    「あのー」
     そこに控えめに、声を挟む若者がいた。
    「一応僕のことも忘れないでもらえると嬉しいんですけど」
     三男坊の姿を見て、母娘の視線は氷の色を帯びる。
    「リオン兄様……」
    「そうね。あなたもうっかり淀で勝ってしまったり、ちゃっかり夏の王座に座ったことがあるのよねぇ」
    「うっかりでもちゃっかりでもないですよ……」
     三男坊はぼやいたあと、
    「まぁ、がんばれ、妹よ。大外枠を引いてしまったが、なぁに、ライヴァルを気にせず走れると考えれば悪くはないさ」
     そう、妹を元気づける。そんな愚兄に賢妹は、
    「別に私、まわりにライヴァルがいて密集していると、気をつかって走れない、なんてことないですし」
     冷やかな言葉の矢を浴びせた。
     図星を突かれ黙る兄に背を向け、少女は戦地に脚を向ける。
    「それに、あのバケモノのような女王を倒すためには、生半可な切れ味じゃダメ。トライアルで、大外からまとめて呑みこむくらいの力をみせないと」


     良血の才媛に立ちはだかるのは、夏と冬に光った銀の王女。
    「もう、2番目は要らない。ここも、そしてその次も勝ちきるのみ」
     少年たちを霞ませた、宝石のごとき末脚の輝き。
    「アタシの輝きの前で、みんなの眼の光が失せていく。その瞬間がアタシの快感」
     夏の一番星の衝撃、再び。
    「先行しようかしら、追い込もうかしら、それともひとまくり?」
     紅梅の花束を得た娘が、無敗の桜冠に向けて突き進む。
    「紅梅、チューリップ、そして桜。どの花も素敵やなぁ。ぜぇ〜んぶ、もろたろっ♪」

     桜花賞トライアル第1弾、チューリップ賞。
     最高の舞台で、豪華なメンバーによる、最強挑戦者決定戦。

    ◎16 レッドアヴァンセ
    上にリディル、クラレント、レッドアリオン、サトノルパンと重賞勝ち馬が並ぶ良血馬です。
    デビュー2戦は勝ちきれませんでしたが、年明けの未勝利戦で直線一気を決めると、続く前走・エルフィンSでも最速上がりをマークして豪快に差し切り。末脚に徹する競馬で才能を開花させました。
    兄たちは京都で活躍した馬が多いですが、この馬の溜めて切れるレースぶりは京都よりむしろ阪神にマッチしそうで、3連勝で桜花賞候補に名乗りを挙げます。

    以下……
    ○9 ジュエラー/シンザン記念の末脚は圧巻。コース替わりが鍵。
    ▲10 ブランボヌール/前走がちぐばくな競馬。展開不問でスムースなら。
    △11 シンハライト/スピード上位。マイルも守備範囲で。
    ×5 クィーンズベスト/意欲の連闘。骨っぽいメンバーと戦ってきた実績気になる。
    ×7 ラベンダーヴァレイ/良血馬は人気落ちで狙え。
    ×12 ウインファビラス/重賞で常に上位争い。目標は先でも侮れず。
     

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