中山記念予想 byびぜんや
金曜日に飛び込んできた、突然のニュース。
後藤騎手の訃報には驚きました。
なぜ、どうして、などということを部外者があれこれ詮索しても仕方がないので書きませんが、関東きっての腕利きジョッキーであるに留まらず、ファンや観客との距離を縮めようとさまざまな形でアピールしてくれた、その希有なキャラクターが永遠に失われたことが残念でなりません。
個人的に後藤騎手で思い出すのは、メイショウオスカルとの名コンビ。
自らの騎乗ミスでローエングリンの鞍上から下ろされたあと、2年半後にコンビを再結成し、かつてのパートナーを復活に導いた中山記念。
エリンコートで一発ぶちかましたオークスは、現地に見に行っていたんですよねぇ。
負傷休養中の佐藤哲騎手に代わり、負傷から帰って来た後藤騎手がエスポワールシチーの手綱を取って勝利に導いたのも思い出深いです。
その情熱的な個性を偲び、ご冥福をお祈りします。
◎4 ヌーヴォレコルト
昨年のオークスでハープスターの末脚を封じた樫の女王が登場します。
中山は初登場ということで、小回りへの対応が鍵になりますが、秋華賞ではショウナンパンドラに出し抜けを食わされたものの、早めに立ち回って2着。こうやまき賞では好位からのレースで勝っており、対応は不可能ではありません。
ここ2走は1番人気の期待を受けながら、ライヴァルの台頭を許して2戦連続の2着となっていますが、秋華賞ではこちらが横綱相撲で臨んだところをショウナンパンドラに上手く立ち回られ、女王杯ではラキシスに徹底マークされての2着。けして力負けではありません。今回はオークスのときと同じく挑戦者の立場で臨むとになりそうで、巻き返しが期待できます。
○2 タガノグランパ
昨年は3歳最短距離重賞・ファルコンSを制すると、皐月賞に挑戦。ファルコンSの勝ち馬が皐月賞に出走するのは初めてで、ちょっとした話題になりましたが、そのまま三冠レースすべてに出走して、日本ダービー4着、菊花賞でも4着と健闘して見せました。
確かに全3勝は1400mで挙げていますが、より長い距離で高いパフォーマンスを見せており、ここ2戦、マイル戦で惨敗を喫しているのは距離に敗因を求めていいでしょう。
それだけに1ハロンでも距離が伸びるのはプラス。コーナー4つの競馬に戻るのも、55キロの斤量で走れるのもプラス要素です。
中山では皐月賞を走って17着というのが唯一の戦績ですが、形態の似た阪神芝2000mのラジオNIKKEI杯2歳Sで差のない5着に入っているのですから、コース替わりも克服可能。ここをきっかけに中距離に適性を見いだす、という可能性は十分です。
▲7 ロゴタイプ
昨年未勝利に終わったかつての皐月賞馬ですが、中山金杯ではトップハンデを背負わされながらも、早め先頭から2着に粘り込んで復活のきっかけを掴みました。
ダート初挑戦となった前走・根岸Sでは8着に敗れましたが、直線では見せ場を作って0.5秒差。その先行力は一瞬ですが、光りました。
重賞で馬券絡みした5回はすべて中山、ということで中山に戻るのはプラス。もちろん芝に戻るのは大きなプラス材料で、しかもスピードを生かせる開幕馬場は大歓迎です。
昨年のこのレースではジャスタウェイに千切られましたが、ことしは怪物不在。スピードと適性の違いで、挑んでくる若駒を切り捨てます。
△5 マイネルフロスト
昨年の毎日杯では、内を上手く捌き、最後にひと伸びして重賞初制覇。
日本ダービーでは経済コースをそつなく立ち回り、12番人気の低評価を覆す3着。
その立ち回りの巧さは、トリッキーな中山で生きそうです。
とはいえ、年明け2走は、合うはずの中山で6着、4着と言う成績。
しかし中山金杯6着は休み明けで度外視可能、AJCCは前残りの流れの中、最速上がりを発揮しての0.3秒差。けして力負けではありません。
今回は3勝全てを挙げている1800mの距離でのレース。開幕週の馬場も合いそうで、実力者の逆襲に要注意です。
×はこの距離3戦全勝の鉄砲巧者・10 イスラボニータを指名します。
買い目は◎からの馬連流し4点。
後藤騎手の訃報には驚きました。
なぜ、どうして、などということを部外者があれこれ詮索しても仕方がないので書きませんが、関東きっての腕利きジョッキーであるに留まらず、ファンや観客との距離を縮めようとさまざまな形でアピールしてくれた、その希有なキャラクターが永遠に失われたことが残念でなりません。
個人的に後藤騎手で思い出すのは、メイショウオスカルとの名コンビ。
自らの騎乗ミスでローエングリンの鞍上から下ろされたあと、2年半後にコンビを再結成し、かつてのパートナーを復活に導いた中山記念。
エリンコートで一発ぶちかましたオークスは、現地に見に行っていたんですよねぇ。
負傷休養中の佐藤哲騎手に代わり、負傷から帰って来た後藤騎手がエスポワールシチーの手綱を取って勝利に導いたのも思い出深いです。
その情熱的な個性を偲び、ご冥福をお祈りします。
◎4 ヌーヴォレコルト
昨年のオークスでハープスターの末脚を封じた樫の女王が登場します。
中山は初登場ということで、小回りへの対応が鍵になりますが、秋華賞ではショウナンパンドラに出し抜けを食わされたものの、早めに立ち回って2着。こうやまき賞では好位からのレースで勝っており、対応は不可能ではありません。
ここ2走は1番人気の期待を受けながら、ライヴァルの台頭を許して2戦連続の2着となっていますが、秋華賞ではこちらが横綱相撲で臨んだところをショウナンパンドラに上手く立ち回られ、女王杯ではラキシスに徹底マークされての2着。けして力負けではありません。今回はオークスのときと同じく挑戦者の立場で臨むとになりそうで、巻き返しが期待できます。
○2 タガノグランパ
昨年は3歳最短距離重賞・ファルコンSを制すると、皐月賞に挑戦。ファルコンSの勝ち馬が皐月賞に出走するのは初めてで、ちょっとした話題になりましたが、そのまま三冠レースすべてに出走して、日本ダービー4着、菊花賞でも4着と健闘して見せました。
確かに全3勝は1400mで挙げていますが、より長い距離で高いパフォーマンスを見せており、ここ2戦、マイル戦で惨敗を喫しているのは距離に敗因を求めていいでしょう。
それだけに1ハロンでも距離が伸びるのはプラス。コーナー4つの競馬に戻るのも、55キロの斤量で走れるのもプラス要素です。
中山では皐月賞を走って17着というのが唯一の戦績ですが、形態の似た阪神芝2000mのラジオNIKKEI杯2歳Sで差のない5着に入っているのですから、コース替わりも克服可能。ここをきっかけに中距離に適性を見いだす、という可能性は十分です。
▲7 ロゴタイプ
昨年未勝利に終わったかつての皐月賞馬ですが、中山金杯ではトップハンデを背負わされながらも、早め先頭から2着に粘り込んで復活のきっかけを掴みました。
ダート初挑戦となった前走・根岸Sでは8着に敗れましたが、直線では見せ場を作って0.5秒差。その先行力は一瞬ですが、光りました。
重賞で馬券絡みした5回はすべて中山、ということで中山に戻るのはプラス。もちろん芝に戻るのは大きなプラス材料で、しかもスピードを生かせる開幕馬場は大歓迎です。
昨年のこのレースではジャスタウェイに千切られましたが、ことしは怪物不在。スピードと適性の違いで、挑んでくる若駒を切り捨てます。
△5 マイネルフロスト
昨年の毎日杯では、内を上手く捌き、最後にひと伸びして重賞初制覇。
日本ダービーでは経済コースをそつなく立ち回り、12番人気の低評価を覆す3着。
その立ち回りの巧さは、トリッキーな中山で生きそうです。
とはいえ、年明け2走は、合うはずの中山で6着、4着と言う成績。
しかし中山金杯6着は休み明けで度外視可能、AJCCは前残りの流れの中、最速上がりを発揮しての0.3秒差。けして力負けではありません。
今回は3勝全てを挙げている1800mの距離でのレース。開幕週の馬場も合いそうで、実力者の逆襲に要注意です。
×はこの距離3戦全勝の鉄砲巧者・10 イスラボニータを指名します。
買い目は◎からの馬連流し4点。
- 2015.02.28 Saturday
- 重賞予想 byびぜんや
- 23:06
- comments(0)
- trackbacks(5)
- by びぜんや