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当ブログの予想と的中の定義は次のようにします。 シルシ 上位から◎○▲△××の6つ。シルシを打つ馬の頭数は、出走馬の半数を上回らないものとします。 的中 本命的中=◎の単勝を買ったと想定して的中を判定します。 馬連的中=◎○▲△の馬連4頭ボックスを買ったと想定して的中を判定します。 三連単的中=◎→○→▲△××の三連単軸二頭マルチを買ったと想定して的中を判定します。 想定回収率=それぞれの買い目を100円ずつ購入したと想定して、回収率を算定します。

天皇賞・春予想 byびぜんや

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    去年のこの週は、遠路はるばる福島まで遠征したりしていたんですが。
    今年は先日中山に遠征してしまったこともあり、信州近辺で大人しくしている予定です(皐月賞で資金を稼げたらコミ1でも行こうかと思ってたんですけどねぇ)。

    しかし、家で競馬を見ているだけというのもあんまりなので、連休後半にはヨメさんの実家に行きがてら、「善光寺花回廊」でも見に行こうかと思っていまして。
    今日は今日で、甲信国境を少しだけ越えて、八ヶ岳山麓に行ってきました。
    アウトレットでトレッキングシューズとネクタイを買い、キース・ヘリング美術館を訪ね、富士見高原では遅咲きの桜を楽しみ、ついでに行きがけの諏訪湖SAでは地元・松本の萌えキャラ・渕東なぎさのフィギュアをゲットして……(汗)

    新緑の高原を手軽に楽しめるのは、田舎住まいのいいところですね。

    ◎はレッドデイヴィス

    高い競争能力を持ちながら気性面に難があり、ダービー出走をあきらめてセン馬としてデビュー。
    2歳時にはそれが表面に出て、自己条件でトップゴールを駆け抜けながら、斜行で降着という失態も演じています。
    が、3歳初戦のシンザン記念では、オルフェーヴル、マルセリーナというのちのクラシックホースを従えV。「影の世代最強馬」とも謳われ、毎日杯、鳴尾記念を加えて1年間で重賞を3勝する活躍を演じました。
    この分ならG?制覇は時間の問題、と思われましたが、4歳になった昨年はなんと重賞勝ちどころかオープン特別でも掲示板に載るのがやっとという大不振。直線を向いて早々にレースをあきらめるような見どころのない惨敗が相次ぎ、精神的にダメージを負っているような印象がありました。
    が、今年の始動戦となった六甲Sで5着ながら勝ち馬と0.2秒差に迫って復活のきっかけを掴むと、前走・大阪−ハンブルクCでは直線の内側に切り込み、最内から抜けだすというロスの大きな競馬をしながらV。1年4か月ぶりの復活勝利を挙げ、この舞台に乗り込んできました。
    前走でほとんど経験のなかった2400mをクリアしたとはいえ、さすがに3200mは未知数。血統と気性を考えれば、プラスとは言えないでしょう。
    しかし3歳の時に見せたパフォーマンスを考えれば、ここを突き抜けてもおかしくないだけの才能の持ち主。
    リフレッシュなって復活を遂げた今年は大仕事をやってのけそうな期待が持てます。

    ○はゴールドシップ
    目下4連勝中の芦毛の怪物。これまで馬券を外したのは僅かに1回、それも日本ダービーで3着馬とクビ+クビ差の5着ですから、このメンバー相手に敗れるシーンはまず考えられません。
    あえて弱点を探すとすればゲート難、ステイゴールド産駒にありがちな気性難、そして究極の瞬発力勝負になった時の切れ負けですが、少々立ち遅れても3200mのレースならどこかで挽回可能ですし、たとえ「逆噴射」しても、阪神大賞典のオルフェーヴルのように力づくで盛り返せる底力の持ち主。淀の長丁場では意外と「ヨーイドン」の競馬にはなりませんし、いざとなったら自分から動くことも可能な脚質。
    結論として、「軸不動」ということが出来ます。

    ▲はトーセンラー
    天皇賞・春のテレビCM「THE LEGEND」で取り上げられているレジェンドが、06年の覇者・ディープインパクト。
    この時、ディープに挑む各陣営は、有馬記念でディープに土をつけたハーツクライ、あるいは菊花賞のアドマイヤジャパン、阪神大賞典のトウカイトリックの走りを参考に、「ディープを倒すには先行策しかない。直線を向いたとき、ディープに何馬身のリードを保てるか、だ」と作戦を練っていたのですが、フタを開けてみれば、レースはディープインパクトが向正面からひとまくり。直線を向いたときには既に先頭に立ち、あとはもがくライヴァルに圧倒的な差をつけ、天才と凡人凡馬の差を残酷なまでに見せつけてレコードで勝ったのでした。
    このディープインパクトのステイヤー性能を受け継いでいるのがこの馬。
    前走・京都記念で息の長い末脚を発揮して重賞2勝目をマークしたほか、オルフェーヴルら好メンバーが揃ったきさらぎ賞で大逃げを打ったリキサンマックスをゴール前で捉えてV、菊花賞でも3着と、京都外回りに良績が集中しています。
    その血が燃える得意の舞台でのスタミナ比べなら、後れをとることはありません。

    △はレッドカドー
    1年半前には豪州の超長距離レース・メルボルンC(06年にデルタブルースが優勝しているレース)で2着に入っているステイヤー。
    昨年のジャパンCでは8着に敗れていますが、その後香港ヴァーズでジャガーメイルを際どく退けてG?初制覇、前走・ドバイWCでは怪物・アニマルキングダムにこそ屈したものの3着以下を引き離しての2着と、上昇気流を掴んで再来日しました。
    ジャパンCにしても、直線で不利がありながら、今回のメンバー中再先着だったフェノーメノから0.2秒差だったのですから、「日本では通用しない……」と片づけることは出来ません。
    ドバイで戦ったあと、シンガポールに向かう途中で寄り道しただけ、との説もありますが、それならそれで、実績ある香港のレースではなくこちらを使ってきたのは不気味。
    知日派で知られるダンロップ師が、秋のリヴェンジに来たと見るのが正解でしょう。

    ×はデスペラード
    デビュー以来ダートを中心に使われ、昨年の東海Sで4着に入るなどの実績を残していましたが、突然矛先を芝に向けた八坂Sでいきなり勝利を収めると、その後ステイヤーズS3着、万葉S勝ち、阪神大賞典2着と、いきなり超長距離戦線で上位争いの常連になりました。
    前走・阪神大賞典2着はゴールドシップの勝ちが決まったあとに後方から突っ込んできたものですが、言い換えれば今回も、無理にゴールドシップを潰そうとせずに、自分の競馬に徹すれば上位は有望だということ。
    新参ステイヤーがどこまでやれるか、注目したいと思います。

    もう1頭の×はフォゲッタブル
    御存知、先日急逝したエアグルーヴの遺児です。
    かつては菊花賞で2着に入り、3年前のこのレースでは1番レースに支持された実績の持ち主ですが。目下18連敗中。
    しかし、前走・阪神大賞典では早め先頭からゴールドシップに食らいついての3着、昨年の京都大賞典では後方から追い込んで勝ち馬から0.2秒差の5着と差のない競馬はしており、衰えたと断じることは出来ません。
    中途半端な競馬では勝ち目がないでしょうが、逃げるか追い込むか、極端な競馬で潜在能力を発揮できれば浮上の目はあるはず。
    エリートがプライドをかなぐり捨てて、3年前の雪辱戦に臨みます。

    ◎17 レッドデイヴィス
    ○8 ゴールドシップ
    ▲1 トーセンラー
    △13 レッドカドー
    ×3 デスペラード
    ×12 フォゲッタブル

    買い目は◎の単複と、◎○からの三連複軸2頭流し。ヒモにはダイヤモンドS組のアドマイヤラクティジャガーメイルを加えた6点で。


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