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当ブログの予想と的中の定義は次のようにします。 シルシ 上位から◎○▲△××の6つ。シルシを打つ馬の頭数は、出走馬の半数を上回らないものとします。 的中 本命的中=◎の単勝を買ったと想定して的中を判定します。 馬連的中=◎○▲△の馬連4頭ボックスを買ったと想定して的中を判定します。 三連単的中=◎→○→▲△××の三連単軸二頭マルチを買ったと想定して的中を判定します。 想定回収率=それぞれの買い目を100円ずつ購入したと想定して、回収率を算定します。

牝馬限定重賞の傾向から桜花賞の穴馬を探す

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    ファンタジーSからフラワーCまで、現3歳世代の牝馬限定重賞7レースを振り返ると、堅く収まったと言えるのは、2−1−6番人気で決まったクイーンCぐらいで、
    ファンタジーSが8−4−1番人気の組み合わせで馬連11,000円、三連単106,860円。
    阪神JFは4−8−1番人気の組み合わせで馬連4,870円、三連単62,850円。
    フェアリーSは3−14−5番人気の組み合わせで馬連33,120円、三連単509,720円。
    チューリップ賞は4−3−1番人気と比較的人気サイドの決着でしたが、馬連8,070円、三連単57,290円。
    フィリーズレビューは1−8−7番人気の組み合わせで馬連2,700円、三連単50,550円。
    フラワーCが6−1−10番人気の組み合わせで馬連2,190円、三連単114,060円。
    ついでにアネモネSは、1−10−15番人気の組み合わせで馬連5,590円、三連単は1,061,060円の大波乱。

    6番人気以下の馬が連絡みする一方、1番人気が3着に沈む例も多く、馬連でも結構好配当となっている例が見られます。

    各レースで連対し、穴を開けた馬を改めて見てみると……


    ◆ファンタジーS 8番人気1着/アイムユアーズ
    1番人気の支持を受けたファインチョイスとは函館2歳Sで0.2秒差の接戦を演じていたが、人気の盲点になっていた。

    ◆阪神JF 8番人気2着/アイムユアーズ
    前走で勝っているにもかかわらず、距離延長が嫌われたか、人気にならなかった。

    ◆フェアリーS 14番人気2着/マイネエポナ
    前走の未勝利戦では2着に0.3秒、3着に1.1秒差をつける快勝劇を演じていたが、小倉での結果だったせいか、無視された。

    ◆フィリーズレビュー 8番人気2着/ビウィッチアス
    オープン勝ちの実績はあったが、近4走で負け続けていた。

    ◆フラワーC 6番人気1着/オメガハートランド
    フェアリーSでは差のない4着だったが、クイーンCでは9着に敗れており、評価を下げた。

    ◆マイネエポナ 10番人気2着/マイネエポナ
    フェアリーSで2着したにもかかわらず、人気にならなかった。フェアリーSが接戦だった、出走馬がその後あまり活躍しなかったのが原因か。

    ビウイッチアスのケースは、4戦続けての敗戦で評価を下げたのもやむなしと見えますが、他の5例は前走、または前々走で好走しているにもかかわらず人気に反映されなかったもの。
    この時期の3歳重賞の場合、戦力の比較がしにくい上に、次々に新星が台頭して目移りしやすく、とくにアイムユアーズやマイネエポナのような、地味な先行タイプは人気の盲点になりやすくなります。

    というわけでこの世代の穴馬の特徴を備えた馬、すなわち2走以内に好走歴がある先行馬を探すと……
    まずはチューリップ賞2着のエピセアロームの名前が挙がります。前走で先着したジョワドヴィーヴル、ジェンティルドンナより下の人気になりそうで、いかにもおいしい感じがします。
    エルフィンSを2番手から押し切ったサンシャインも有資格者。エルフィンSからの直行は近年の有力ステップですし、姉に桜花賞4着のワンカラットがいる良血。しかも騎手はミルコ・デムーロ。注目に値するプロフィールの持ち主です。
    名手の手綱で……ということならセントポーリア賞を逃げきり、フラワーCで2着のメイショウスザンナ。前走は1番人気に支持されましたが、今回は大きく人気を下げそう。こんなときの武豊騎手は不気味です。
    そしてやはり最大の注目馬は、2度もふた桁人気で連に突っ込んでいる穴馬・マイネエポナ。今回も人気にならなそうですね〜。しかし長距離輸送は小倉で、直線の坂は中山で克服しており、1800m勝ちの底力も備えています。この馬がみたび波乱を巻き起こしても、驚きません。


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