名鉄杯予想 byびぜんや
この春は東京開催に行けなかった……というわけで、真夏の中京に参戦。日曜日は名鉄杯やPOG指名馬・プロム、シトラスノートの走りっぷりを見に、中京競馬場に行ってきます。
……はいいんですが。
気象庁の予報によると、愛知県西部の日曜日の予報は晴時々曇、最高気温37(36〜39)度。
いつも冷涼な高原の生活に慣れている信州人の週刊萌馬予想陣、特に暑さに弱い月見亭には即死級の暑さ、いや熱さが待ち受けているようです。
屋内の席がキープできなかったら、馬券とグッズだけ買って早々に退散、電光石火で信州に戻って我が家で名鉄杯を見ているかもしれません。
◎ オールマンリバー
3歳時にはダービートライアルに挑んだ経験もありますが、古馬になってからはダートに専念。13戦連続馬券圏内という無類の安定感を示し、ルールソヴァール、マイティティー、タマノブリュネットといったのちの重賞勝ち馬と差のないレースをしていました。
オープン昇級後はやや壁に当たっていたようにも見えましたが、前走・アハルテケSでは後方から脚を伸ばし、重賞勝ち馬が6頭という豪華メンバーに割って入っての3着。相手が手頃になった今回はさらなる前進が期待できます。
西日本一の直線を誇る中京ダートはこの馬の末脚を生かすのにうってつけの舞台で、3戦2勝と好相性。堂々の主役として灼熱の中京に降り立ちます。
○ クラシックメタル
今年の2月の金蹄Sを勝ち、明け7歳にしてオープン昇級を決めた遅咲きのヴェテランです。
ひと息入っての昇級戦となった前走・ブリリアントSでは一度は先頭に立つシーンを作って0.3秒差3着。いきなりオープンでも通用する地力の持ち主であることを示して見せました。
ここ2走はゆったり間隔を開けたローテ、東京ダート2100mという条件で好走しており、前走から2か月半開けて近2走と同じ左回りのコーナー4つのコースに使ってきた今回は当然、好走が期待できます。
先行脚質で大崩れしないところもセールスポイントで、有力馬に待機型が多い今回、展開の利も見込めます。
▲ ジュンヴァルカン
3歳時にはのちの重賞好走馬と再三接戦を演じ、菊花賞にも出走した素質馬。しかし2番人気に支持された新潟大賞典で15着に大敗すると、その後は脚部不安で1年近い休養を余儀なくされました。
復帰戦となった前走は降級戦ではありましたが、長休明けに加え初ダートということで7番人気の低評価で、しかもスタート直馬に躓き、騎手が落馬しそうになる大きな不利。さらに道中では口を割るシーンもありこれは大敗も……というムードが漂いましたが、直線に向くや岩田騎手の水車ムチに応え最内を1頭だけ違う脚色で鋭進。勝ちパターンに持ち込んだミキノトランペットをあっさり差し切って快勝したのです。
発馬の不利をあっさり挽回した前走を見れば、ダート適性の高さは明らかで、ここが昇級戦でも期待は高まります。叩き2走目で良化は確実。ダートで目覚めた才能がどこまで驀進するのか、注目です。
△ ドラゴンバローズ
中京では【2,3,0,2】という安定感を見せ、竜党の期待に応えてきたクラッチヒッターです。
シリウスS2着後は中団で溜めて弾けず、というレースが続いており、東海Sでは3番人気を裏切って13着に大敗したりしていますが、準オープン時代、そしてシリウスSでは好位からの競馬で結果を残してきた馬。5か月半の休養でリフレッシュされ、本来の行きっぷりを取り戻していれば展開を味方にできそうです。
暑い時期は気にしませんし、鉄砲も問題なし。尾張の夏空にでっかいアーチを架けてくれそうな期待が持てます。
×は長休明けでも怖い実力者・カゼノコと、60キロでも怖い力量馬・アスカノロマンを指名します。
買い目は◎からシルシの各馬への馬連流し。
■ おまけ ■ 函館記念予想
さっぱり分かりません。天気も微妙ですし、当日になったらシルシは変えると思います。
◎4 クラウンディバイダ/前走は見せ場作り惜敗。距離延長、ハンデ減で前進。
○7 トリコロールブルー/洋芝合う。鳴尾記念叩いて上昇見込め。
▲5 スズカデヴィアス/7歳にして安定感増し、重賞制覇。侮れず。
△13 ナイトオブナイツ/巴賞の覇者。道悪なら連勝狙えるエリモハリアー二世。
×1 ブラックバゴ/先行馬多い組み合わせで末脚生かせそう。
×10 ブレスジャーニー/強力世代の一角。力のいる馬場は合う。
- 2018.07.13 Friday
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- 23:01
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