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当ブログの予想と的中の定義は次のようにします。 シルシ 上位から◎○▲△××の6つ。シルシを打つ馬の頭数は、出走馬の半数を上回らないものとします。 的中 本命的中=◎の単勝を買ったと想定して的中を判定します。 馬連的中=◎○▲△の馬連4頭ボックスを買ったと想定して的中を判定します。 三連単的中=◎→○→▲△××の三連単軸二頭マルチを買ったと想定して的中を判定します。 想定回収率=それぞれの買い目を100円ずつ購入したと想定して、回収率を算定します。

桜花賞のみどころ〜桜花賞特集/7

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    桜花賞特集の最後は、桜花賞のみどころチェック。
    牝馬三冠レースの開幕戦、その注目点をまとめてみました。

    ■最後の「阪神マイル」
    桜花賞の舞台となる阪神1600mは、引き込み線からスタートし、急カーブで2コーナーに合流する形態のため、内枠の馬は包まれ、外枠の馬は距離のロスを強いられるトリッキーなコースとして有名。
    しかし、このコースもこの夏から行われる外回りコースの新設工事で姿を消し、来年からの「阪神外回り1600m」は、向こう正面からのスタートになります。
    すなわち、このコースで行われるのはこれが最後。今年は最内をユメノオーラが引き、外枠にはシェルズレイ、フサイチパンドラ、タッチザピークが入りましたが、彼女らは「最後の阪神マイル」を克服出来るでしょうか。



    桜花賞出走有力馬チェック?〜桜花賞特集/6

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      ■ミッキーコマンド
      〜雌伏の時を経て復活を期す夏少女〜

      −ひまわり賞のウイナー。フィリーズレビュー11着から巻き返しを狙う美月ちゃんです。
      美月「いいんですか? 私の所になんかインタビューに来て。舞夜ちゃんとかパンドラの所の方が、聞くことあるんじゃないんですか?」
      −いや、そんなことないよ?
      美月「でも、距離延長が不安だとか、今年に入って好走がないとか、そんなことばっかりですよね、どうせ……」
      −うわ。いきなり拗ねちゃってるよ。
      美月「新聞や雑誌の先取り記事だって、私の所にはシルシがないし。絶対本番でもしんがり人気ですよ、私なんて」
      −で、でも、桜花賞は戦前そう評価されていた子が波乱を起こして来たわけだし。美月ちゃんにも……
      美月「無理ですよ、私なんか。フィリーズの時だって羽潮ちゃんには1秒5も差をつけられて11着だったし。私なんか、だめなんですよ」
      −でも、美月ちゃんなりに敗因は分析してるよね。
      美月「前を追いかけて、直線に向いた時にはバテてました。だめなんですよ、私、そういう走りしか出来ないバカですから……」
      −でも、せっかく桜花賞に出れるんだから、前向きに行こうよ。
      美月「無理ですよ。私はみんなの後ろの方で、おとなしくしてます」
      −だけど、しんがり人気だとしても、しんがりで終わりたくないよね。
      美月「はい。出る以上は少しでも上を狙って行きたいです。……けど……」
      −それじゃ、少しでも上を狙って波乱を呼ぶ、ということで。はー、何とかまとまったかな?



      桜花賞出走有力馬チェック?〜桜花賞特集/5

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        ■ダイワパッション
        〜連勝街道をひた走る情熱家〜

        −フィリーズレビューで重賞連勝。乗りに乗ってる羽潮ちゃんです。
        羽潮「ちゃーっす!」
        −前走は仁川まで見に行ってたんだけど、突き抜けるようなあの末脚。驚いたよ。
        羽潮「あははっ。あれは自分でもびっくりだったね。ま、自信はあったんだけど。ちゃんと私の馬券、取ってくれたよね?」
        −それが……。距離延長、初の輸送がネックになると思って外してたんだ。ごめん。
        羽潮「そんなの全然問題じゃないのにな」
        −フェアリーSでは控えるレース、連闘。フィリーズでは輸送、距離。とにかく1レース毎に課題を克服して勝ってるのはさすがだね。
        羽潮「課題があるくらいの方が、レースは面白いのよ」
        −次も距離延長、相手強化となるけど……
        羽潮「問題ないない。それをどうやって克服するか、そう考えるとわくわくするのよ」
        −桜花賞も若い長谷川騎手とのコンビになるね。
        羽潮「私にもチャンスだけど、コーダイにもチャンスなんだよね。100勝にもリーチかかってるし」
        −羽潮ちゃんと長谷川騎手、両方にハッピーな結果になるといいね。
        羽潮「もちろんそのつもり。情熱の走りで、ゴールを突き抜けるよ!」




        桜花賞出走有力馬チェック?〜桜花賞特集/4

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          ■グレイスティアラ
          〜砂芝統一を目論むもうひとりの2歳女王〜

          −アネモネS2着の麗諏ちゃんです。……というより全日本2歳優駿勝ちの麗諏ちゃん、と紹介した方がいいよね。
          麗諏「うむ」
          −砂の女王が芝でも通用する事を証明しての桜花賞へ。目標はもちろん、芝のG?制覇だよね。
          麗諏「左様。砂芝統一は、砂の国の民にとって永年の悲願。わらわはその悲願達成の為、この地に参戦するのだ」
          −当然、自信を持っての参戦。
          麗諏「……正直、やってみなければ、分からぬ。芝の世界は層が厚いからな。アネモネで目処はつけたし、無様なレースはしないつもりだが」
          −同じ舞台で行なわれた阪神JFでは16着と残念な結果だったけど。
          麗諏「負け惜しみになるが、良馬場ならもう少し試合になったと思っている」
          −今度はリベンジしたい。
          麗諏「うむ。わらわ自身のことで言えば、砂の王国では女の仕事場は少ないだけに、芝で良績を残さねば将来の進路が狭まるし、わらわがここで結果を残せば砂の王国にも注目が集まる」
          −ダートで生きる女性たちのためにも、ここは結果を残したいと。
          麗諏「その通り。女王たるわらわには、その責務がある」
          −麗諏ちゃんのお父さんはフジキセキ。「奇跡の子供たち」は今年いちばん勢いがあるけれど、その勢いに乗りたいね。
          麗諏「まったくだ。父の名を汚さぬためにも、奇跡の子供ここに有り、と満天下に報せたいものだ」



          桜花賞出走有力馬チェック?〜桜花賞特集/3

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            ■ウインシンシア
            〜切れ味バツグン 直線一気の剛脚娘〜

            −チューリップ賞3着で桜花賞切符を手にした史亜ちゃんです。
            史亜「は、はじめまして……」
            −トライアルでは見事な直線一気。勝ち馬には届かなかったけど、実績のあるなぎさちゃんやらいふちゃんに先着したのは自信になったんじゃ?
            史亜「あれはたまたまうまく行っただけで…。でも、練習してきた事が、うまく出来ました」
            −持ち味はラストの切れ味。それが阪神で生きた。
            史亜「そう……ですね」
            −本番でもやはり、後ろから勝負するの?
            史亜「出る枠にもよりますけど……。前の方で目立つのは好きじゃないんで……」
            −目立つのは直線だけでいい?
            史亜「は、はい……」
            −桜花賞は距離が短いんじゃないかという声もあるけど。
            史亜「そう……ですね」
            −大目標はオークス?
            史亜「いえ、そんな大それた事は……。とりあえず、桜花賞で結果を出したいです」
            −それでは最後にひとこと。
            史亜「まだまだ1勝しかしてませんが、最善を尽くしてがんばりたいと思います。応援よろしくお願いします」



            桜花賞出走有力馬チェック?〜桜花賞特集/2

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              ■アイアムエンジェル
              〜ハナを切ったら譲らない! 駿足の電撃天使〜

              −桜花賞出走有力メンバーインタビュー、第1弾はファルコンS2着の愛夢ちゃんです。愛夢「はじめまして。私が1番なんて、光栄です」
              −でもファルコンSは1番じゃなく、残念ながら2番だったね。
              愛夢「うまく自分のカタチに持ち込んだんですが、タガノさんの決め手が一枚上でした」
              −でも、同期の女のコには先着した。
              愛夢「重賞経験の豊富な皆さんに先着出来たことは、桜花賞に向けて大きな自信になりまた」
              −いよいよ桜花賞。これまで5ハロン、6ハロンのレースしか経験がないけど。
              愛夢「楽ではないのは分かっていますが、自分のカタチに持ち込んでなんとか粘りたいと思います」
              −同じタイプにあさひちゃんもいるけど……
              愛夢「スタートダッシュには自信があります。とにかくハナを奪いたいです」
              −初めての阪神コースについては。長距離輸送もあるけど。
              愛夢「輸送はファルコンSでこなしましたから、問題ないと思います。阪神コースは直線に坂があるようですね」
              −坂のあるコースは初体験なんだね。
              愛夢「はい。そこまでいかにしてスタミナを温存出来るかだと思います」
              −最後に抱負を一言。
              愛夢「個人的にも、今後を占う大事なレースになると思います。応援してくれる皆さんを裏切らないよう、がんばりたいと思います」



              桜花賞展望〜桜花賞特集/1

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                高松宮記念も終わり、次のG?は桜花賞。
                確かに春のG?シーズンの開幕を告げるレースは中京の電撃戦なんですが、やはり「桜花賞」の名を聞くと、「春が来たな〜」という気持ちにさせられます。
                というわけで、今回から桜花賞前夜まで、牝馬に萌える「週刊萌馬」本紙びぜんやが、牝馬G?総力特集「桜花賞ロード2006」をお送りしようと思います。
                ……前哨戦をいっこも当てることが出来ないで本番の特集をするというのもなんだか無謀な気がしますが……

                さて、まずは展望ですね。


                フラワーC予想 byびぜんや

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                  今夜は急用で出かけることになってしまったので、前フリなしの予想です。

                  ◎はムラ駆けタイプですが素質は上位。阪神JF組が着実にトライアルで結果を出している中、ここは負けられないフサイチパンドラ。
                  ○は中山の急坂で末脚生きるかアイスドール。
                  ▲は前残りの流れになれば……勢いを買ってオリオンオンサイト。
                  △は実力はあるはず、巻き返しに期待のハネダテンシ。
                  ×は岩手期待の星、前走では実力馬に混じって善戦したマツリダアーティス。

                  アネモネS予想 byびぜんや

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                    「よっ、久しぶりやな、あさひ」
                     春まだ浅い上総中山。あさひは正面からやって来て気さくに笑いかける少女に足を止めた。
                    「えっと。誰だっけ」
                    「おいおいおいおい。クイーンCで一緒になったやろ。栗東きってのプリティガール、多耶ちゃんや」
                    「あはは、覚えてるよ。自分で自分をプリティなんて言うの、たややんくらいしかいないからね」
                    「なんや、覚えてたんかい」
                    「でも、明日は関西でトライアルがあるんじゃなかったっけ。それなのにこっちに来たの?」
                    「あ〜、まあ、そのへんはいろいろ理由があるんや。厩舎の作戦とか、事情とか、いろいろ」
                    「ふうん」
                    「それより聞いたで。あさひ、今度厩舎替わったんやってな」
                    「うん。加藤先生が引退しちゃったからね。古賀先生のところに移ったんだよ」


                    クイーンC予想 byびぜんや

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                      「よ、うたさん」
                       寒風の吹く美浦。肌から白い水蒸気を立ち上らせて稽古から引き上げようとする詩を呼び止めるものがいた。
                      「あさひさん」
                       仁川決戦で詩に先着した快速少女、あさひだった。
                      「頑張ってるようじゃん」
                      「待ちに待ってた重賞の舞台ですからね。今度こそはチャンスだと思ってるし」
                      「うたさんはカンナの冠も菜の花の冠も持ってるでしょ。それでも欲しいの? 重賞のティアラが」
                      「当然よ。重みが違うわ。あさひさんはそうじゃないの?」
                      「うーん。前はどうでもよかった。ボクがボクの走りを出来ればよかった。仁川の時だって、5着に終わったけど、ボクなりの走りは出来たし、それで満足と思ってたんだ」
                      「今は違うのね?」
                      「こないだ、先生に控えるレースをしろって言われて。言われたとおりにしたけど上手くいかなくて。その時思ったんだ。ボクは自分のレースをして、それで勝たなきゃいけないって。あんなフラストレーションの溜まるレースは、もういやだからね」
                       あさひは肩を竦める。
                      「あさひさんが勝ちにこだわり出したってことは……手強い敵になりそうだわね」
                       詩はそれを見て、満足そうに笑う。
                      「もっとも、手強い敵はまだまだいるけれど」
                       詩が見上げた先、西から東から、14人の少女が集結してきていた。
                       
                       末脚で西の地を湧かせた少女が、初めて関東に足を踏み入れる。
                       紅玉の名を持つ新星は伝説の第一章を紡ごうとする。
                       奇跡の血を引く天使が府中の直線に舞い降りる。
                       霜月のターフを駆け抜けた氷の閃光、この地に再び。
                       駿足を誇る西の美神は、花の祝杯をその胸に抱こうとする。
                       クイーンカップ。
                       2006年桜花賞ロード第1弾。
                       栄光の杯を手にし、桜の舞台へ踏み出すのはどの乙女か。


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